精油の選び方と使い方2

合成香料やアルコールを加えたものは選ばないこと

たとえば、ポプリの原料や、食品のフレイバー、香水、芳香剤として売られているものは、芳香や風味の良し悪しを考え、精油に強い合成香料やアルコールなどを加え、商品化していることが多いようです。これは、100%ピュア(純粋)な精油とはいえません。

 

また、強力な作用をもたせるために、精油からある成分のみを取り出して、製品にしているものもあります。たとえば、ユーカリの精油から主要成分である1.8-シネオールのみを取り出した、抗菌効果の高い商品というのがありますが、これはナチュラル(植物から抽出されたままの、手を加えていない)な精油とはいえません。これを使ってみるとかぶれてしまうことがありますが、100%ナチュラルなユーカリの精油なら、かぶれることがなく、風邪の治療薬として首に塗ることもできます。

 

このことからも、複雑な成分から成り立っているからこそ、精油にはある成分の副作用を別の成分がおさえる、といった働きがあることがわかります。

 

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