年末年始。体調を崩しても病院はお休み。喉の痛みと鼻水が辛い12歳の息子用に、胸から喉にかけて塗るヴェポラップを作りました。一晩でティッシュを1箱半も使い、真っ赤っかになった鼻の周りにも。
ドラッグストアで簡単に手に入る日本薬局方の白色ワセリンをベースに、メディカルグレードのエッセンシャルオイルを混ぜるだけの簡単レシピです。
白色ワセリンは石油を原料に作られていますが、安全性が高いものとして医療現場でも使われています。
石油と聞くとお肌に悪そうですが、肌自体には吸収されにくく、今回は”保湿”ではなくエッセンシャルオイルの成分をなるべく留まらせて”保護”することを目的として使用しています。日本薬局方の商品ページには原材料は書いてありませんが、薬効分類はしもやけ・あかぎれ用薬となっていますね。
日本薬局方 白色ワセリン
項目 内容
医薬品区分 一般用医薬品
薬効分類 しもやけ・あかぎれ用薬
承認販売名 白色ワセリン
製品名 日本薬局方 白色ワセリン
製品名(読み) ハクショクワセリン
ちなみにワセリンには4種類あるそうで、精製度の低い順に黄色ワセリン<白色ワセリン<プロペド<サンホワイトとなっています。黄色ワセリンが一番精製度が低く、サンホワイトが一番精製度が高いです。値段も精製度が高くなるほど高くなりますが、サンホワイトが一番伸びが良く、ベタつきが少なくなります。
ウェポラップの原材料を調べてみると、成分100g中約85gが添加物のチモールとワセリンということですね。ワセリンについては先ほどの通りですが、この表示だとどの精製度のワセリンを使っているのか分かりませんね。
もう一つのチモールという添加物についても知らなかったので調べてみました。検索結果1ページ目のトップが職場のあんぜんサイトというところでしたが、『皮膚に付着した場合』直ちに汚染された衣類をすべて脱ぐこと、又は取り去ること。皮膚を流水またはシャワーで洗うこと。・・・・・などなど書いてあります。
2ページ目は食品安全委員会というところの動物用医薬品評価書という33ページものレポートでした。このレポートによると、チモールは海外では殺虫剤の成分として使用されていたが、もともとタイムやオレガノなどのハーブの植物体内で生成される化合物であり、それらのハーブは食品として直接摂取されており、その抽出物も食品添加物として広く使用されている。また、ヨーロッパではまだ試験データが不足しているとのことで評価結果は出ていないが、カナダやアメリカではヒトの食品として認められていることなどから、日本でも動物用医薬品としては使用できると評価されたみたい。
何だか難しいよく分からないものよりも、我が家は身近にあるもので作れるものは手軽に作ってしまっています。ではレシピをどうぞ。
辛い喉の痛みや鼻水におすすめアロマバームのレシピ



今回使用したエッセンシャルオイルはヤングリヴィングのものですが、我が家は長年ヤングリヴィング製品を愛用し、子どもたちが小さい時から何度も体調不良を改善してきたことから信頼して使用しています。あくまで自己責任ですが、直接塗布をしたりカプセルに入れて飲んだり、今回のようなはちみつレモンなどの飲み物に混ぜて飲んだりしています。
コメント