※ヤングリビングのエッセンシャルオイルは安心安全にこだわって作られている高品質なエッセンシャルオイルですので、私は自己責任にて原液塗布
※エッセンシャルオイルはお薬ではありません。でもふとしたきっかけで出会い、少しずつ使い続けては恩恵を受け、中には人生が変わったと言い切る人も大勢います。プラシーボではないけれど、不信感や不安がある場合は使わない方が良いです。100%オッケーという状態で使うことで初めて自ずと心が開かれていきます。自然の恵みを凝縮したエッセンシャルオイルには、自然の不思議な力が詰まっていて、自然そのままの嘘をつけない力が素直な自分に導いてくれる、そんな感覚が感じられます。レシピの通りではなく、自分が使ってみたいと思った時に、直感で選んだオイルに救われることの方が多かったりします。そんな時にお届けしているレシピや使い方が、ほんの少しでも参考になれば嬉しいです。
※ヤングリビングのペパーミントオイルには、化粧品グレードのものと食品添加物のヴァイタリティシリーズがあります。
心と体の冷却材
ギリシア神話では、プルート神の妻ペルセポネによって地面に踏みつけられたメンタ(夫が恋した妖精)をプルート神が植物として蘇らせたのがミントであるといわれています。ミントは繁殖力、生命力の強いハーブです。
メントールの香りは、中枢神経を刺激して眠気を吹き飛ばし、脳の働きを活性化します。ティーにして飲むと、胃腸や肝臓、胆のうの働きを促します。鎮痙作用があるため、とくに鼓腸や過敏性腸症候群に役立ちます。精油は冷却作用をもち、消炎効果もあるため、筋肉痛にも使われます
学名 | Mentha piperita |
植物分類 | シソ科 |
和名 | セイヨウハッカ |
原産地 | 北米、地中海地域、英国 |
使用部位/抽出法 | 葉・茎の蒸気蒸留 |
主成分 |
メントール 25-50% メントン 12-44% メンソフラン 4-9% 1,8シネオール(ユーカリプトール) 1-8% イソメントン 1-7% ネオメントール 1.5-7% プレゴン 0.5-3% 酢酸メチル 1-18% ORAC:37,300 μTE/100g |
精油の香りのタイプ/ノート | ハーブ系/トップ |
香りの効能 |
意識を浄化、刺激する。 研究ではペパーミントを吸入すると、その香りは注意力、達成率、集中力を高める助けになることを示唆している(バーカーら、2003)ペパーミントを吸入すると、食欲抑制剤にもなると報告している(ハーシュとゴメス、1995)。キール大学の研究で、ペパーミントは頭痛を軽減することが分かった。 スーッと軽く透き通るような、メントールの香りのペパーミント。ウォーターミントとスペアミントの交雑種で、たくさんあるミントのなかでも、最もポピュラーです。 歯磨き剤や消化薬、お菓子やお酒の香り付けなど、古くから生活のさまざまなシーンで親しまれてきた、馴染みの深いハーブの精油です。 その清涼感のある香りは、頭をすっきりとリフレッシュさせる効果が高く、乗り物酔い、時差ボケ、鼻づまり、花粉症にも効果的です。 |
効能 |
抗炎症、抗腫瘍、抗寄生虫(寄生虫)、抗菌、抗ウイルス、抗真菌、胆囊、消化器刺激剤、痛みの緩和、食欲の抑制 ペパーミントは、抗発癌性で、消化、寄生虫の駆除を助け、うっ血を除去し、抗感染性、抗菌性、抗真菌性、ムコ分解酵素を持ち、興奮剤である。高血圧性、強心性の働きがあり、胆のうを刺激し、痛みを和らげ、たんを除去し、腸や尿管の炎症に抵抗力を有する。三叉神経を刺激することにより味覚力を高めたり回復させることができる。 |
適応症 |
リウマチ、関節炎、呼吸器感染症(肺炎、結核など)、肥満、ウイルス感染症(単純ヘルペス、帯状疱疹、口唇ヘルペス、ヒトパピローマウイルスなど)、真菌感染症、カンジダ、消化器系障害、頭痛、吐き気、皮膚疾患(皮膚のかゆみ、静脈瘤、湿疹、乾癬、皮膚炎)、脊柱側弯症、腰痛、ぜんそく、気管支炎、下痢、発熱、口臭、胸焼け、痔、ほてり、消化不良、月経不順、乗り物酔い、腫瘍成長、ショック、のどの炎症 |
その他の使用例 |
ペパーミントは、消化を促す薬草のなかで最も古く尊重されているものの一つである。ジャン・ヴァネット医学博士は、肝臓と呼吸器系へのペパーミントの効果を研究した。他の化学者たちも、弱った味覚と嗅覚に対するペパーミント吸引による役割を研究し、シンシナチ大学のウイリアム・M・デムバー博士は、集中力と正確度を向上させるペパーミントの効力について研究した。アラン・ハーシュ医学博士は、膨満感をつかさどる脳の中枢(視床下部の腹側内側にある中心部)へ直接影響を与えるペパーミントの効果について研究した。この中枢は食後の満腹感を感じさせる。 このオイルは、関節炎、うつ病、皮膚炎(湿疹、乾癬、皮膚炎)、食中毒、頭痛、蕁麻疹、ヒステリー発作、炎症、つわり、神経再生、リウマチ、感覚系の向上に効果があり、歯痛を和らげ、結核菌を殺す(ジャン・ヴァルネット医学博士) |
使用法 |
エッセンシャルオイル1にV-6ベジタブルオイル2の割合で希釈する①2-4滴局部、腹部、こめかみに塗布する。②チャクラ及び、ヴァイタフレックス反射点にオイルを塗布する。③直接吸入する。④噴霧する。⑤サプリメントとして摂取する。集中力、注意力および記憶力を向上させるために、舌の上に1〜2滴垂らす。食欲の抑制には1日5−10回吸入する。 噴霧するか、消化機能を正常に保つために、胃の上をマッサージしたり水やお茶に加えたりして使用する。頭痛を和らげるために、足裏に塗布するかこめかみにすりこむ。集中力、警戒心、記憶力を高めるには舌に2滴垂らす。香辛料や防腐剤として食べ物に加えて使用する。 精油は虫よけによく使われます。特に蚊に対して強い効果を発揮します。スプレー剤を作れば子どもにも安心の蚊よけスプレーになります。 車の運転にもおすすめの香りです。車専用の芳香器具によって香りを拡散させると良いでしょう。 |
禁忌、注意事項 |
・妊娠中や治療中は医師に相談の上、使用する。 ・目や粘膜など敏感な皮膚の部分に使用しない。 ・新しい傷口ややけどには使用しない。 ・生後18ヶ月未満の乳児には使用しない。 ・子どもの敏感な皮膚には必ず希釈して使用してください。 |
コンパニオンオイル |
サイプレス、シダーウッド、ニアウリ、パインニードル、マンダリン、ラベンダー、ローズマリー |
ヤングリビングには、直接塗布できるようにベジタブルオイルで希釈されたロールオンタイプもあります。こちらもデスクワークの肩こりや寝違えた時などに手軽に使えるので数本常備しています。(ロールオンの空き容器もいろいろ便利に活用しています。)
成分:ペパーミント、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセル、レモン、アイダホバルサムファー、クローブ、コパイバ、ウィンターグリーン、ヘリクリサム、ベチバー
性質 | 涼・燥 |
五行 | 土・木 |
元素 |
風(熱3度、冷3度、乾3度) ※例外的な元素を持つ。揮発率の高さと清涼感で風に入る |
支配星/星座 | 水星(カルペパーは金星)/双子座(冷却とともに温める反作用があり、変化しやすいため) |
歴史 |
エドフ寺院のヒエログリフには、古代エジプト人がミントを儀式の香に用い、聖なる香の「キフィ」にも配合したとあります。古代ギリシアとローマ帝国の人々にはミントは生活の一部。湯あみに香らせ、パウダーにしてベッドに振りまき、日々活用していました。駆風作用と神経系の強壮作用が珍重されたミントをプリニウスは「香りを嗅ぐだけでも精神を回復させ、気分爽快にさせる」と記しています。14世紀に入ると、すでにペパーミント油は歯を白くするのに用いられ、のちにはタバコのニオイ消しにもなりました。 Menthaの属名はギリシア神話由来とされます。プルート神に愛された妖精メンタが、その妻である嫉妬深いペルセポネによって殺されてしまいます。悲しんだプルート神はメンタの亡骸を目立たない背の低い植物に変え、香りを与えます。別の資料では、Menthaはラテン語の「考える」という意味のmenteに由来するとあります。 |
身体への作用 |
ペパーミントの辛味と刺激する性質は、まず身体を温めますが、最終的には冷やし、気分爽快にさせます。この精油は熱性症状の解消により適するのです。気から見ると、涼性と燥性のペパーミント油は気を巡らせ、熱証の痰を除き、神経系と脳を活性化します。加えて、感染を抑える働きもあります。このため、この精油は、高熱やのどの腫れ、頭痛を伴う風邪とインフルエンザに役立ちます。 この場合、サイプレス油、ユーカリ油、レモン油と合わせて、ベースオイルで希釈したブレンドを用いてもよく、首や肩、こめかみに塗ります。穏やかな去痰作用は粘稠の黄色い痰、つまり熱証の痰を伴う呼吸器系症状に効果的。慢性気管支炎や気管支喘息で、特に消化力が落ちたときに補助的に使えます。 胃腸の気の循環を促すペパーミント油は消化器系には最も効果的な精油の一つであり、消化不良、悪心、胃もたれ、鼓腸の解消に役立ちます。この精油には鎮痛作用と消炎作用があるため、腸疝痛、過敏性腸症候群、肝炎に良い働きがあります。 |
心への作用 |
この精油の鎮痙作用は、部分的に神経系へも働きます。気分を爽快にする辛味の香りが特徴で、神経系と脳を活性化して覚醒させます。慢性の神経衰弱に最も効果的な強壮剤とはいえませんが、精神疲労によく、即効的な元気回復に威力を発揮します。 心を活気づけ、胃を元気にするペパーミント油は「胃」と「土」へ直接働きかけます。ある観点からは集中力と没頭する力を強化するといえますが、他から見ると新しい考えや感銘の消化を促進します。心理面の「胃」に働きかけ、学習と習得に意識を向かわせるばかりか、感情の許容量(忍耐力)の発達も促すのです。「腑に落ちない」ときには、ペパーミント油の働きを思い出してみましょう。 ジョン・ジェラルドは1597年に「ウォーターミントの風味と香りは人の心に歓喜を呼び起こす」と彼の信条を記しています。伝統的に、予見のハーブとされるミントには、魂を高揚させるばかりではなく、予知夢をもたらす力があると考えられました。確かにペパーミント油は、心と霊性のレベルに作用し、許容量を増やすようです。クラリセージ油とローレル油のように、ペパーミント油はインスピレーションと洞察を必要とする人の味方なのです。 |
ゼウス、天空の神
ミントは古代ギリシア神の帝王、ゼウスの献上されました。大空と稲光の神、ゼウスに視覚的なペパーミント油の働きを見ることができます。それは心を明らかにし、直感のひらめきを起こす力です。
清涼感のあるさわやかな香りをもつミントは、自然に交配してしまうためたくさんの品種があります。そのなかでも、ティーによく使われるのはペパーミント、スペアミントです。
さわやかな香りが好まれ、世界各地で愛飲されています。中でも飲酒禁止のアラブ諸国では、アルコール代わりによく飲まれています。
強く清涼感と香りをもつペパーミントティーと、香りがおだやかで甘みのあるスペアミントティーは、鎮静作用にすぐれ、イライラしているときや不安なときに飲むと、心をしずめてリフレッシュさせます。また、食べ過ぎたり飲み過ぎたとき、油っこいものを食べた後などにこのティーを飲むのもおすすめ。胸焼けを防ぎ、消化を助けます。胃の痛みや鼻づまり、乗り物酔いを緩和する効果も期待できます。
ティーに使う部分 | 葉 |
主要成分 | 精油、フラボノイド、タンニン、苦味質 |
作用 | 刺激、抗痙攣、健胃、発汗、制吐、鎮痛、収れん、うっ滞除去、強壮、殺菌、鎮静 |
香りと味 | スーッとしたさわやかな味と香り。 |
飲み方 |
通常の飲み方で、シングルまたはブレンドで。 |
注意点 | |
利用法 |
料理に使う。 |
世界で人気のハーブ。ハーブティーの代表格
最もポピュラーなハーブのひとつで、さわやかな香りが好まれて、料理やお茶、デザート、お菓子のほか、化粧品や歯磨き粉、ポプリなどに幅広く利用されています。
香りが良いため、部屋に飾ると消臭剤の役割を果たし、お風呂に入れれば、肌をさっぱりとさせます。
ミントは自然に交雑してしまうため多くの品種がありますが、強い香りをもつペパーミントや香りが穏やかで甘みのあるスペアミント、フルーティーでまろやかな味のアップルミントなどが食用に使われます。
フレッシュハーブ
生の葉は、ソースやディップ、ビネガー、デザート、ソフトドリンクの香り付けに利用します。
また、そのままサラダの飾りにしたり、砂糖漬けにしたりします。
新鮮な葉でミントティーを入れると、さわやかな味と風味が楽しめます。
ドライハーブよりも香り高い。
ドライハーブ
ペパーミント、スペアミントの乾燥させた葉のお茶は、さっぱりとした風味をもち、気持ちを鎮めリフレッシュさせます。
また、葉の粉末を肉料理や甘いお菓子の味付けに用います。
殺菌・防虫効果があるため、サシェやポプリ、リースなどにも利用できます。
丈夫で手間がかからない
清涼感のある香りでよく知られているハーブです。
よく日の当たる場所から、明るい日陰となる場所でよく育ち、やや湿り気のある土が適していますが、土質はとくに選びません。
寒さには強いのですが、極端な乾燥と蒸れが苦手です。梅雨時から真夏にかけては、収穫を兼ねて茶葉をすかし、風通しよく管理しましょう。
また、ミントは性質が強いので、庭植えなどでは、他の植物を圧倒して殖えてしまいます。土中まで深く、仕切り板を差し込むか、大きめの容器ごと植えつけて栽培するようにします。
分類 | 多年草 |
草丈 |
30〜100cm 長い花穂は赤紫色で、茎葉が赤紫色になることもあります。 |
性質 | 耐寒性 |
栽培のポイント |
ミントは丈夫で、日なたでも日陰でもよく育ちますが、土が乾くと枯れてしまうので、湿り気を保つよう気をつけます。生命力が強く、根も茎もどんどん伸びます。鉢植えの場合、株が大きくなったら、根詰まりしまいよう大きめの鉢に植え替えるようにしましょう。 |
収穫と使用方法 |
葉の部分を随時摘み取り、デザートやお茶に用います。 |
増やし方 |
種子・挿し芽・株分け・とり木 挿し芽、株分けなどで増やすことができます。挿し芽の場合は、10cm程度の枝を水につけておくと数日で根が出るので、これを土に植えます。 |
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