コーヒーにギーバターとMCTオイルを入れた完全無欠コーヒー（バターコーヒー）を朝ごはん代わりに飲むようになってから、以前飲む美容液！砂糖なしでも甘くて激ウマ手作り米麹甘酒の栄養という記事にも書きましたが、空腹感もなく集中力が上がり、昼食も摂らなくても大丈夫なほど腹持ちが良くて、夕方までカラダが軽くフル回転でいられるようになりました。そのような生活を続けて数ヶ月、調子の良い状態が続いているので、その効果について詳しく調べてみました。
そもそもキャノーラ油や大豆油などの市販の油は製造過程の時点ですでに酸化していること、サラダ油というのは日本にしかないことを知り、でも、カラダにとって良質の油は絶対不可欠なこと、脂質を味方につけると簡単に痩せること、肌の調子が良くなること、カラダと気持ちが軽くなること、腸内環境が良くなること、空腹感で苦しまなくなること、頭の疲労がなくなることなどなど、脂質の数々の恩恵を知ってからは、いろいろな油を検証してきました。
完全無欠コーヒーは、痩せやすい体質になったり、集中力が高まると言われており、シリコンバレー式などと一時期流行りました。コーヒーにわざわざ脂質を入れて余分な油＝カロリーを摂ってるのに痩せるわけがない！と言われる方もいらっしゃいますが、確かに１日3食とか、必要以上のエネルギーを摂取する生活の場合だと、ただの余分なカロリーを追加することになってしまいます。そうではなく、これまで普通に食べていた朝食をこの完全無欠コーヒーに置き換えるという方法だと、これらの脂質をカラダの味方につけることができます。
1.コーヒー300mlにギーバターとMCTオイルそれぞれ小さじ2〜大さじ1を入れる。
2.クリーマーでふわふわに泡立てたら出来上がり♪
もちろん紅茶やルイボスティーに入れてミルクティー風にしても美味しいですよ。クリーマーは100均で買ったもので十分きれいに泡立ちます。
ギーバターは、牧草だけを食べて育った牛の乳から作られるグラスフェッドバターを煮詰めて、水分タンパク質、糖分などの不純物を除いた純粋な油です。アーユルヴェーダという伝統的医学発祥の地であるインドやスリランカなどの南アジアで古くから作られてきたバターオイルの一種で、活力や知力、消化や記憶力などをあげるなど様々な健康効果が期待できることから「奇跡のオイル」とも呼ばれています。アメリカでは”最もカラダに良いオイルベスト5”の第1位に選ばれています。
医学のみならず、生活の知恵、生命科学、哲学の概念も含んでおり、病気の治療と予防だけでなく、より善い人生を目指すものである。健康の維持・増進や若返り、さらには幸福な人生、不幸な人生とは何かまでを追求する。
一般的なバターはとうもろこしや穀物などを食べた牛の乳から作られます。グラスフェッドバターの値段は、一般的なバターの5～6倍と高価ですが、その分タンパク質が豊富に含まれています。ギーバターに含まれる、共役リノール酸・中鎖脂肪酸・短鎖脂肪酸などの成分は脂肪を分解・燃焼させ、ブチル酸・ビタミンA、E、Dは腸内環境を整え、動脈硬化などを予防します。ギーバターに含まれるたくさんの成分が細胞の老化を防ぎ、美しさと健康を保つサポートをしてくれるのです。ギーバターは自宅で簡単に手作りすることができます。
1、角切りにしたグラスフェッドの無塩バターを鍋に入れ、弱火にかけます。不純物を取り除くため、かき混ぜるのは厳禁です。焦げ付かないようにじっと見守りましょう。
2、アクが浮いてきたら、おたまで丁寧に取り除きます。溶けたバターが黄金色に透き通り、アクがなくなって細かい泡が出てきます。
3、沈殿物が溜まり、鍋底が少し茶色くなったら火を止める頃合いです。耐熱ボウルにザルをのせ、キッチンペーパーを敷いて、溶かしたバターを流し入れたら「ギー」の完成！
保存容器に入れたら2～3ヶ月の保存が可能。高温多湿・直射日光の当たる場所は避けましょう。冷蔵庫で冷やすと、固形のギーが出来上がります。煙点（高温への耐性）が250度と高いため、揚げ物などの高温調理にも向いています。
煙点の比較データはこちら。
ちなみにオリーブオイルの煙点は190度、未精製ココナッツオイル175度、精製ココナッツオイル230度、ごま油230度、パーム核油240度で、エキストラヴァージンなどの未精製オイルよりもピュアオイルなど精製されたオイルの方が煙点は高くなります。オリーブオイルやココナッツオイル、パーム核油にはポリフェノールが豊富に含まれるなどのボーナス点もあるので、どうせ油を使うのなら、少しでもボーナス点のあるオイルを使っていきたいと思っています。
ただ、精製されたオイルは煙点が高くて高温調理に向いている代わりに、PUFA（酸化しやすいオメガ３やあまり摂りたくないオメガ６などの多価不飽和脂肪酸）が多く、ボーナス点となるMUFA（オレイン酸やα-リノレン酸などの一価不飽和脂肪酸）が豊富なオイルは高温によってダメージを受けやすく酸化しやすいため、やっぱり高温調理には向きません(r)。
結果的に油を使って高温調理したものはなるべく控えた方が良いということになりますが、たまーに食べたくなってしまう揚げ物には、ギーバターや精製ココナッツオイル、パーム核油あたりを使っていこうと思います。
キーバターは主に短鎖脂肪酸です。短鎖脂肪酸は消化や分解・燃焼するのが早いため、長鎖脂肪酸に比べてカラダに脂肪がつきにくい脂肪酸です。酢酸や酪酸、カプロン酸などがあり、お酢やバターに含まれます。飽和脂肪酸なので固体で安定していて、加熱しても酸化しにくい（構造が壊れにくい）のですが、ギーバターをはじめ、動物性脂肪は餌の影響が大きくなります。
私たちはスーパーで買い物をする時に、”遺伝子組み換え作物を使用していません”という表示をよく目にしますが、一般的な牛や豚や鶏は、大量の農薬を使って育てられた遺伝子組み換えのとうもろこしを餌として与えられているため、それらを食べることで間接的に遺伝子組み換え食物を摂取していることになります。
そういった穀物ではなく、その辺の自然な草を食べて育った牛を牧草牛（グラスフェッドビーフ）と言いますが、最近スーパーで見かけることも増えてきました。銘柄牛のように高いものではないので、我が家は牛肉を買う時にはグラスフェッドビーフを選ぶようにしています。通販でまとめて買うことも多く、わたせい【プレミアムデリカ】さんやミートガイさんはお気に入りのネットショップです。
MCTオイルは、ココナッツやパームから長鎖脂肪酸のラウリン酸を除いて中鎖脂肪酸（Medium Chain Triglyceride）という天然の成分だけを抽出したもので、無味無臭のサラサラした油です。
・体内で素早く吸収、分解される
・脂肪として体内に蓄積されにくい
・エネルギーになりやすい
などの高いダイエット効果が期待できることから、ダイエットの心強い味方として知られるようになりました。しばらくの間、脳のエネルギーになるのはブドウ糖だけ、とどこかで聞きかじったことをなんとなく常識のように思っていましたが、この中鎖脂肪酸は安定した構造の飽和脂肪酸なので、加熱しても酸化しにくく（構造が壊れにくく）エネルギーになる速度が圧倒的に早いです。
脂質をエネルギー源にするケトン体ダイエットというものも流行りましたが、MCTオイルやギーバターなどの脂肪酸を上手く取り入れることで、空腹感などの苦しみを感じることなくケトン体をエネルギー源とするカラダへの切り替えがスムーズになります。ケトン体とは脂肪を燃焼することで生成される、人間のエネルギー源の1つです。普段は、もう1つのエネルギー源である、糖質から生成されるブドウ糖を優先的に使用するため、ケトン体は使われませんが、糖質の摂取を控え、完全無欠コーヒーを飲むことでケトン体がエネルギーとして使われやすい体質になり、脂肪が効率よく燃焼されるようになる（オートファジー）という仕組みです。
オートファジーについて詳しくはこちら。
糖質は過剰摂取してしまうと、血中で血管を傷つけてしまいます。そのためインスリンが血糖値の調整をするのですが、1日3食摂取してブドウ糖をエネルギー源のメインとして活用していると肝臓や膵臓を休みなく働かせることになり負担が大きくなります。その結果、インスリンの調整が上手くいかなくなり、糖尿病になってしまいます。
糖尿病について詳しくはこちら。
MCTオイルは実は医療機関では認知症やてんかんなどの脳の栄養改善に栄養素として使用されています。認知症は糖尿病の一種で、脳のある部分のミトコンドリアや不要なタンパク質が脳の中にできてしまうことで脳がブドウ糖を栄養源としてうまく使えなくなってしまった状態です。そのため、栄養源としてMCTオイルをダイレクトに入れていきます。するとオートファジーによって脳の中の不要物をデトックスできるようになっていくわけです。
これまでに試したMCTオイルの中では、生クリームのような香りが美味しくてコーヒーにピッタリなホームショッピングさんのMCTオイル360g2,160円と他のMCTオイルに比べて美容と健康に良い成分が多く含まれるLAURINのMCTオイル300ml1,780円が特におすすめです♪
ちなみにギーバターはこの辺りが良かったです。評価も高いですね。iherbでは今なら初回25％オフキャンペーンをやっているみたいです♪（サービスコードはHELLO25)
iherbだと1缶1,564円。2,087円以上の注文で自動セレクト海外発送だと送料も無料です♪
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