離婚して4人の子供を持つ母(46)の体験談

10年前に夫が4人の子ども(当時10歳、8歳、6歳、4歳)を残して突然家を出てしまいました。

当初は頭が完全に混乱してしまい、何も考えることができませんでした。数日間ベッドに寝たきりとなり、一日中泣いて過ごしました。心の傷はとても口では言えないほど深く、行く末を考えると真っ暗で怖くなってしまいました。

どうすればいいのか分かりませんでした。生きていくために1時間単位の生活をしていました。「1時間泣かないで済んだんだから、もうあと1時間頑張ってみよう」という状態でした。これは子どもたちにとっても大変な状況でした。父親が突然いなくなり、母親も心ここにあらずという状態でしたから。

しかし、そんな私に立ち直りのきっかけと力を与えてくれたのは子どもたちでした。私がしっかりしなければ、私自身の人生が駄目になるだけでなく、大切な子どもたちも一緒に駄目になると悟ったからでした。子どもたちが私の動機づけであり、彼らがいたからこそ意識的に選択をすることができたのだと思います。

新しいビジョンが必要だということを悟りました。もう以前のような「普通」の家族ではなくなっていましたから、前と同じビジョンや方法では良くならないと考えました。

そこで新しい家族の在り方について話し合い、基本的なことをいくつか決めることになりました。

私たち家族に欠けているものは確かにありました。しかし、それでも、コミュニティや学校のイベントに参加することで、人生には他にも良いものがたくさん残っているということを感じることができました。

幸せな人生を送るために必要な価値観や、原則といったものは変わらないものだと分かり合えたのです。

父親に対する子どもたちの気持ちはとても複雑なものでした。

父親の良いところを認めて、さらに納得できない部分も受け入れることができるようになるまでに、長い時間がかかりました。彼を許したくありませんでしたし、子どもたちとはもう一切会ってほしくありませんでした。

けれども私の良心が、そういった考え方や態度は良くないということを告げてくれました。もし、そのような気持ちを持ち続けたら、その憎しみと怒りは私と家族を蝕むことになるに違いないと確信できました。

でも前の夫を許すということは、簡単なことではありませんでした。彼の過去の行動が子どもたちを傷つけていると感じた時などは、彼を殺したいと思うくらい怒りを覚えることもありました。

しかし、何年間も私を支配していた苦しい感情を乗り越え、この男を自分の兄弟のように思えるまでに至りました。彼を前の夫としてではなく、また、子どもたちの父親としてでもなく、多くの間違いを犯した可哀想な人として見られるようになったのです。

子どもたちも、自分の望むような父親は持てないという事実を受け入れる必要がありました。そして、やがてみんなが父親の長所を見出し、欠点を容認できるようになっていきました。彼は理想的な父親ではないし、今後もそうなる見込みはないでしょう。しかし、父親のありのままの姿を受け入れなければならないのです。

この大変な課題の大きな助けになったのが、新しいビジョンを持つことでした。現状での理想の家族の在り方を思い描くことで、私たち家族は救われたのです。

そして、新しいビジョンを思い描こうにも、憎しみや怒り、悲しみにとらわれて、気力も体力も精神力もすり減った状態では到底無理だったと思います。

本当に身近なモノだけで、無理なく少しずつ自分を癒すことができ、穏やかな感情と日常を取り戻すことができました。これから先も、何があるか分かりませんが、何があっても本当に大切なものや自分にとって変わることのない価値あるものを見失うことなく、様々な感情をありのままに受け入れながら、前を向いて歩いていけるような自信を持つことができるようになりました。

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