手紙

タイムマシンに乗る方法

もしも、今の記憶や知識、あるいは必要なものだけを持ったまま、過去に戻れるタイムマシンがあったなら、あなたは乗りたいですか?

こんなはずじゃなかったのに・・・悔しい。何かおかしい。見えない足の引っ張り合い。少しの違和感。本当はもっと前に進みたい気がするのに、前に進めない。自動運転で勝手にブレーキをかけられているような感覚は思った以上に濃厚にまとわりついている。

数々のしがらみやバイアスに囚われてしまったあなたには、もう無理かもしれない。目をそらして見て見ぬ振りをしてきた現実に直面するのは辛いかもしれない。でも、それはあなたが悪いわけじゃない。そうなるように綿密に仕組まれていただけ。知らないほうが幸せ。余計なお世話。そうかもしれない。でも行き着く先が変わってしまった今、何も知らずにいるのはフェアじゃない。別の選択肢を知らないままではそもそも選ぶことさえできない。少しだけ勇気を出して、固く閉じてしまった心の目を開いて聴いてほしい。それから元の道を自分で選べばいい。

ベルトコンベア式〇〇製造機

乳幼児健診・幼稚園

異分子の仕分け。システムに適合できるかできないかを複数の目(保健師、医師、教師など)で判別し、自閉症などを障害と捉えて別のベルトコンベアに乗せる。

小学校・中学校

監視。引き続き教師、子ども同士、その親たち、近所などの複数の目で判別される。特に周りの子どもとその親たちのセンサーは厳しすぎて、誤作動を起こすこともある。ささいなことで強烈なレッテルを貼られることもあるため、人によっては怯えたり、自己を見失って自身を傷つけたり変形したりする。

『過去から学べ』をモットーに、過去に目を向けさせて未来への不安を煽り、労働、貯蓄、医療への盲信、人と違うことへの罪悪感やこうあるべきという価値観の植え付け、余計なことや自分の考えを持たせないための詰め込み式大衆洗脳教育。

高校・大学

時代の流れによってこれまでの教育では不十分となった部分を補うために新設。周りの目というシステムを駆使して、自我を見えない手で抑え込み、今後のレールのイメージをより明確にビジュアル化する。高校、大学を卒業して社会で働き、決められたとおりに税金を払い、上が決めたことには基本的に文句を言わずに従う。ある程度予測可能な思考パターンを持ち、対応できるような市場が構成される。

社会

社会に出ると、就職、貯蓄、恋愛、結婚、出産、マイホーム購入、生命保険などのあらゆる保険、親の介護、葬儀、老後など、ライフステージごとのイベント(市場)が組み込まれている。各市場はひしめき合い、適正年齢という言葉とともにお得なプランが周到に用意されており、事前教育によるイメージと執拗だがスムーズな勧誘(セールス)によって、『買わない』という選択肢はかすんで見え、『どれかを選ぶ』というスタイルが浸透している。

日本の人口は少子高齢化が進んでいると言っても、1億人以上います。これだけの人に広くあまねく仕事を与えるとなると、やりがいのある仕事だけでは限界があります。失業率を低く抑えるには、仕事を細分化して、仕事のハードルを下げる必要があります。こういう仕事はたいていつまらないものです。例えばトイレ掃除の仕事なんて、好き好んでやりたい人がいるわけがありません。でも、こういうことを仕事にしていかないと、全員が生活していけなくなるのです。だからこそ、仕事はイヤなものであり、お金は好きなことをして生み出されるものではないと信じ込ませ、そういうものと『諦める』ことが大人の生き方であると思い込ませる必要があったのです。

見えざる問題点

多くの人は、これの何が問題ですか?と思うかもしれない。普通の社会の仕組みに感じるかもしれない。でも、ところどころ巧妙に仕組まれているこのシステムは、私たちの自由意志や私たちが自ら生み出す選択肢などの対応キャパを超えうるあらゆる選択肢を自動的に摘み取っている。あらかじめ用意された囲いの中で、その想定内の行動しかできないようになっている。

確かに、これらは大した問題じゃない。ほんの数年前までだったなら。でも、このシステムは一見変わりなく作動しているように見えても、もう、すでに破綻している。幼い時に乗せられたベルトコンベアの行き着く先は、虚像。終着点は変わってしまい、あなたが思い描いている完成図どおりにはならない。これまで自由な発想を奪いあらゆる選択肢を差し出してきたものが、ある日突然、『自分で考えて自分のイメージで完成させなさい』となる。しかし、上限と下限だけはしっかりクッキリと刻まれている。

ほとんどの人は、何も感じず、何も困らずに順応して生きていくかもしれない。あなた以外の存在にとっては完成図通りに完成した人たち。それはただ生きて、社会の一部として機能しているだけで、かなり儚く脆く、いつ虚しさに押しつぶされてしまうか分からない。その時に選ぶのはアポトーシス。ある時期から急増した自死は組み替えられたベルトコンベアシステムに組み込まれたプログラム。そして、そのプログラムの成果が思わしくないために新たに作られた人口枠珍。

この国は世界1位の長寿国であると同時に、1年間の自殺者数が2万人を超えるという、世界屈指の国でもあります。この数字は東日本大震災で亡くなった方々の数を上回る異常な数です。肉体・感情・精神にかかわる私たちを取り巻くあらゆる環境のすべてが思った以上に複雑に入り組んだ、何十年もかけて作り込まれた入念なシステムなのです。

目覚めなければいけないワケ

借金時計というのはあなたもすでに知っているかもしれない。この国の借金は、他の先進国に類を見ない異常な規模で膨れ上がっている。

1 年 あたり 約8,000,000,000,000 円
1 日 あたり 約21,917,808,219 円
1 時間 あたり 約913,242,009 円
1 分 あたり 約15,220,700 円
1 秒 あたり 約253,678 円

返すメドなく、刻一刻と増え続けているこの借金は、現状のベルトコンベアシステムにお利口さんの顔して乗り続けている限り、すべて私たちの子孫にズッシリと重くのしかかっていく。生まれたばかりの赤ちゃんでさえ、現時点で1人当たり1,000万円弱の借金を背負っている計算になる。

さらに、新たに打ち出された不安の種は、老後2,000万円問題。

詳細はみなさんご存じだと思うので割愛しますが、たくさんの人が怒りました。なぜ怒ったのか端的にいうと、95歳まで生きるとして年金を満額受ける前提に立ったとしても2,000万円足りないと国が認めてしまったからです。今までさんざん年金払え払えといって、「払わなかっ たら違約金を取るぞ!」と恫喝にも近いような形で煽ってきたにもかかわらず、ここにきて「すいません、満額払っても生きていく上で生活費足りないよ」と公式に認めてしまったのです。頼りにしていたお国が、ここに来て私たちの老後生活を面倒見るのを放棄してしまったのです。私たち国民の立場に立てば「裏切られた!」という感情が渦巻いているのは紛れもない事実です。ハッキリ言えば、国はいよいよ日本という国が、ヤバい局面に入る未来を視界に捉え始めたということです。日本の未来がヤバいのはずっと前から言われていたことでした。誰もが知っていたことだったと思います。日本の財源だって破綻は時間の問題と言われていました。問題が世論に立ち上がるにつけて、政府はあの手この手を使って火消しに徹しました。

アベノミクスなんて豪華な打ち上げ花火でしたが、けっきょく待っていた現実は投資 家ばかりが儲けて、貧乏人との格差がどんどん広がる現実でした。株価がどれだけ上 がっても、投資とそれまで無縁に生きてきた、コツコツ働き貯金をすることを教え込 まれていた人たちにはまったく別次元の世界でした。政府は「投資をしよう!」と積 極的に言っていましたが、言うだけ言ってあとは私たちを放置です。そもそも「投資 =危険」と教え込まれていた世代ですから、「いきなり何を!?」という話になってし まいます。私たちはこの何十年間も国にとって都合の良い話ばかりをすり込まされて、不都合な真実から目を逸らされ続けたのです。

今から思うと、日本という国は用意周到的に日本の貧困化に対して準備してきました。ユニクロやドン・キホーテといった格安店は、日本の貧困層の購買欲求を吸収させるために作られた「装置」でした。実際、日本国内に住んでいると、低収入層でもなんとなく良い感じの生活が出来てしまいます。衣食住どれをとっても、まあそれなりの生活が出来てしまうのはそういった「装置」のおかげなのでしょう。

だからといって2,000万円問題が解決するわけではありません。しかも、この2,000 万円とは厚生年金をもらっている人が前提条件です。自営業やフリーランスの方は、 国民年金しか加入していないので、見込める年金額はさらに減ります。この人が対象 になった場合は、4,000万円くらい不足していることになります。この問題につい て、国はどうしてくれるのか。今、色々と国会で議論されていますが、実際どうなる のかは神のみぞ知る、です。

オリンピックだって終わってしまえば、待っているのは赤字計上しつづける不要になった施設の残骸です。赤字計上すれば、それを回り回って、私たち一般人が埋め合わせしていかないといけない。アメリカからF35を 1 兆円で買ったら、そのツケは私たちに回ってきます。そんな吸血鬼のように私たちのお金を吸い続ける政府は、これからもあの手この手を使って、私たちからお金を吸い続けることでしょう。だから、ここは考え方を変えないといけません。

でも、希望を失ってほしくない。まだ間に合います。私たちは日々の暮らしと発想をほんの少し変えるだけで、想像を超える大きなリターンとともに生まれ変わることができる。私たちはあらゆる変化を嫌うようにプログラミングされてきたけど、どうか怖がらずにほんの小さな一歩を踏み出してほしい。ひとりひとりにとっては小さな一歩でも、それが大勢になれば強靭な力となるのです。

無念

この手紙はほとんどの人の心には届かない。陰謀論と片付けられてしまうと思う。そうやってやり過ごす方が楽だから。短絡的な思考も私たちに巧妙に埋め込まれた思考パターンだから。でも、これまでのすべてに、無駄なことは一つもない。これまで学び、身につけてきたすべてはあなたの一部であり、これからあなたという唯一の『個』を咲き誇らせるために必要なもの。

遅すぎることはない。心の目を開いて覚醒した『今』から、ただ始めればいい。これまでの記憶を持ったまま生まれ変わるだけ。この思いが届いたあなただけでいい。共に生きてほしい。

次世代ファスティングは単なるダイエット法などではありません。私たちが、いつのまにか忘れ去ってしまった、『個』の本能を取り戻して、誰かと比べたり見えない不安に怯えることなく、ただ、ひとりひとりが自分を愉しみながら、いつまでも元気で若々しく、毎日を生き生きとと暮らすための唯一の方法です。

現代社会を生きる私たちがデトックスすべきなのは、もはやからだだけではありません。あらゆるもので感情も精神も蝕まれてしまっっているのです。

体重が減るとか、からだに溜まった毒素や脂肪、重金属などの不要なものを排出して、からだも心もスッキリと軽くなり、余分なためらいなく脳が働いて思考がクリアになるとか、誰かに決められた価値観から開放されて曇りのない自分の目や耳だけで物事を判断できるようになるというのは、ほんのおまけのようなもの。というか、そのように肉体・感情・精神が一致した状態になって初めて、私たちは自分本来のパフォーマンスを発揮して生き生きと輝き、いつまでも元気で若々しく、自分を愉しみながら生きられるようになるのです。

得体のしれない漠然とした不安はいつまでもつきまとい続ける。正体の分からない相手と闘うことはできないから、日々自分を摩耗し、疲弊し続ける。そんな不安から開放されて、エネルギーに満ちた心身で心から笑い、幸せと未来への希望を感じる生活を手に入れませんか?

では、具体的に、何をどうすれば良いのか?

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