映画マトリックスを観た。レボリューションとレザクションは初めて。１、２、３はこれまで何度か観たことがあったけど、ところどころ難しくてよく分からないと思っていた。でも、今回は感覚的に内容を捉えられた。
近未来なのか、目覚めた現実なのか、どちらにしても戦争が続く暗い戦いの世界。支配する側と支配から逃れたい者たち。自由なんて求めず指図され、支配されることを望む者たち。
人間が本当は何を求めているのか。自由を求めていない？管理され、支配されていることが安全で平和なのか。もしも本当にマトリックスの中にいることに気付いたとしても、気付きたくなかったと思う人も本当にいるのか？制限されていることに気付かなければそれが自由？平和って何なの？
その答えは一人一人の中にある。既成概念や常識を取り除いた生粋の中に。私にとっての平和は、支配も奪い合いも搾取もなく、生活に必要なお金を追い求めることに人生を費やすことなどなく、生活に必要なものは必要なだけ与えられ、ただ幸せに、豊かな進化や発展のために生きられる世界。お金のためなんかではなく、慈愛や善意や思いやりで、困った人や助けを必要としている人を助けたり奉仕したりする。
私たちは自由が尊重されているから、あまり深く考えていちいち自分で選択肢を作って選択するのなんて面倒くさくて、現代は搾取も締めつけも理不尽さも酷すぎるけど、適当に体裁整えて管理してくれる社会を生きたいと思うのも自由。
私は私の自由で、それぞれが生まれ持っている才能を活かして、立体パズルが完成するように互いに補い合い、助け合い、分かち合い、高め合っていく世界で、お金や常識や既成概念なんかに縛られずに、それぞれの慈愛や善意や思いやりによってつながりを感じながら、みんなで進化し発展していきたいと思う。人と比べる必要などなく、贅沢ではなく、心身が正気みなぎる豊かな暮らしをして、唯一無二の自分自身を愉しみながら、意図を達成し、叡智を獲得していける社会を選びたい。
もちろんお金を稼ぐのだって一つの才能。でも、それ以外の才能たとえば音楽とか美術とか、料理とか文学とか、人を癒したり、教えるのがうまかったり、いろいろな他の才能だってとても価値のあるもの。現在の世の中がお金ありき、『今だけ、金だけ、自分だけ』の世界に傾きすぎているだけで、虚構の世界だということは多くの人の面前に暴かれつつある。だって、やっぱり生きるためにお金が必要っていうのは何かおかしい。生きるために太陽や水や、植物や空気が必要というのは分かるけど、それらは大いなる力によって齎されている。お金っていうのは一部の人の強欲から生まれたものだし、そればかりに執着していては進化も発展もない。もう物質的なものは十分足りているし、テクノロジーだって地球や環境、生態系、人間にとっても行き過ぎて外になっている。
物質的っていうのは物の所有だったり外見だったり、目に見える形あるもののことで、そういうものはもう巷に溢れかえっている。すべてはフラクタル構造であり、小さなものから大いなる宇宙すべてにいたるまで、何もかもがバランスを取りながら成長し続けている。地球も地球の降り立った私たちも、物質やテクノロジー（目に見えるもの形あるもの）以上に精神性を高めていかなければ釣り合いが取れず、不調和なまま。
だから、もう外側は十分。一人一人が内面に向き合って、それぞれに備わっている才能や意図や経験や記憶を思い出し、本当の自分自身を取り戻す時が来ていると思う。ニュースやSNSではいろいろなことを言って不安や恐怖を煽ってくるけど、それらは外側の、目に見える形あるものであっても、私たちが物質世界を生きるために齎された視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚という語感や肉体で確かめることは困難だし、ハッキリ言ってその中に真実はほとんどない。いつまでも人々を怯えさせて支配しようとする古い体制に従う必要はない。だって私たちは自由なんだから。それぞれの魂がこの肉体や感情、そして自由を生まれ持っている。自由な中で肉体や感情を通じて成長し、進化するために降り立ったのだから、そうすれば良いだけのこと。
バタフライハグとバラフライエフェクトの話しをするつもりが、全然別の話しになってしまいました。その話しはまた今度しようと思います。
とにかく、みんな素晴らしい本当の自分自身に意識を向けて、喜びや幸せを愉しもう♪
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