ココナッツオイル１００％のリキッドソープ

間違ってココナッツオイルを大量購入してしまいました。そこで洗濯石けん用にココナッツオイル１００％のリキッドソープを仕込みました。
ココナッツオイル１００％も追加アルコールが必要なレシピも初めて☆
材料や作り方は簡単な説明のみ書きます。私がリキッドソープを作る際に参考にしているのは中村純子さんの著書、アロマで楽しむ！美肌になろう！手作りのリキッドソープとクレイです。詳細はそちらの本をご参考の上、お作りくださいね。
＜材料＞
ココナッツオイル
水酸化カリウム
精製水
無水エタノール
＜作り方＞
１、オイルと水酸化カリウム、精製水それぞれの分量を計る。水酸化カリウムと精製水をシンク内で混ぜ合わせる。
　
２、オイルの温度７５度、水酸化カリウム水溶液は６０〜７０度に合わせ、オイルの入ったボールに水酸化カリウム水溶液を一気に加える。
　
３、かき混ぜながら温め、温度が８５度になったら必ず火をとめる。
４、無水エタノールを一度に加える。油がボコボコ沸いたようになり、白い泡が立つ。下からかき混ぜるとビールのような白い泡が勢い良く吹き上げてくるので、表面の泡をヘラでつぶすようにして泡立ちを抑える。
　
５、泡立ちが落ち着いてきたら一気にかたくなってかき混ぜづらくなってくるので追加アルコールを加える。今回はココナッツオイルの使用量が多い（１００％！）ので追加アルコールが必要。
　
６、追加アルコールが全体に混ざるようにヘラでかき混ぜていくとやわらかいリキッドソープベースの完成。

７、タッパーなどの蓋つきの密閉容器に入れて発泡スチロールの箱に入れて一晩以上保温したら、精製水で希釈して使用する。
洗濯石けんがなくなったので、早速希釈して使ってみる。
洗濯石けんだし、水道水で希釈。
ソープベース１００グラムに対し水道水も１００グラム、つまり１：１。けっこう硬くてビックリ。それにアルコール臭がすごい。スプーンでキュルキュルしながらすくい取る。
　　
オリーブオイルなどで作ったソープベースよりも溶けやすい。ソープベースと水道水の入った鍋を沸騰直前まで温め、１０分ほど放置するとほとんど溶けて、透明なリキッドソープになった。
試しに布巾を洗ってみる。大さじ２杯ほどを布巾の入ったボールに入れ、水も入れてジャブジャブゴシゴシ。この季節の冷水でも問題なく泡立ち抜群♪さすが１００％ココナッツオイル。
　
布巾から落ちた汚れが下の方に沈んでるけど、泡立ったまま。
洗濯にも使ってみた。アルカリウォッシュと半々で使用。洗い上がりは柔らかい。もともと洗濯にも石けん（合成洗剤ではない）を使用していて柔軟剤いらずだったけど、これでもバッチリ柔らかな洗い上がり☆

油汚れや血液汚れなどが本当にスッキリ良く落ちる。我が家の常備品の一つ。

いつも使うのはこのあたりか生協で買う洗濯石けん。
アラウの洗濯石けんは、リキッドなのでこの季節の冷水でも問題なく溶けて洗えるし、アロマの香りが心地よい。
使用後の石けん水も川で自然に分解されるので環境にも優しい。