微弱陣痛に効くレシピ

子宮の収縮を助ける精油を使ったマッサージで、分娩を促す

妊娠中使ってはいけない、子宮を収縮させる効果のある精油が、分娩時には活躍します。クローブやジャスミン、ゼラニウムの精油を使ってマッサージをしましょう。また、芳香浴や足浴も取り入れて、リラックスを心がけましょう。

 

~レシピ1 マッサージ~

■陣痛を促す

クローブ精油 1滴
ジャスミン精油 1滴
ゼラニウム精油 2滴
キャリアオイル 20cc
(スイートアーモンドオイルまたはホホバオイル)

キャリアオイルに3種類の精油を加えてマッサージオイルをつくります。これを手に取り、腰や背中、おなかをなでさするようにマッサージします。クローブには、局所的な痛みをやわらげる効果もあります。

 

精油を希釈する(薄める)ためのキャリアオイルの選び方
精油の芳香成分を皮膚から直接吸収させる、もっとも効果的な方法がアロママッサージです。精油を植物油(キャリアオイル)で薄めてから、手に取り、肌をマッサージしながら塗っていきます。皮膚だけでなく鼻からも成分を取り込むことができ、高い効果が期待で...

 

代表的なキャリアオイル一覧
■アプリコットカーネルオイル 抽出部位 種子 使用に向く肌質 乾燥肌、老化肌 アプリコット(あんず)の種からとれるオイル。成分的にはスイートアーモンドオイルに近い。ビタミンAとEを含む。炎症を起こしている肌や敏感肌にも使える。 ■アボカドオ...

 

マッサージオイルをつくるときの注意点
精油の希釈濃度を1~3%にする。 精油とキャリアオイルをブレンドしたものが、アロママッサージに使われるマッサージオイルです(ただしベビーマッサージなどでは、キャリアオイルである植物油のみを使います)。 マッサージオイルを家庭で使う場合は、精...

 

 

~レシピ2 足浴~

■リラックスする

真正ラベンダー 1滴
クラリセージ 2滴

熱めのお湯(42~44℃)を入れた洗面器に、2種類の精油を落とし、両足を5~10分浸けておきます。足が温まると、痛みがやわらぐため、冷え性の人にはとくにおすすめです。深呼吸をして、精油の成分を鼻からも吸収しましょう。あせる気持ちを落ち着かせてくれます。

 
 


~レシピ3 湿布~

■精神的な疲れを緩和する

ペパーミント精油 1滴
(またはクローブ)

洗面器に入れた冷たい水に精油を落としたあと、タオルを浸します。表面に浮いた精油をすくうようにしてタオルを取り出し、両端を絞ります。これを顔に当て、ゆっくりと深呼吸します。長引くお産で疲れてしまった心とからだを、すっきりとした香りが元気づけます。

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