子どもの物欲の裏側

子どもが物を欲しがって駄々をこねた時に、

「それは高いから、また今度ね。」

「誕生日プレゼントか、クリスマスにサンタさんにお願いしたら?」

などと言ったことはありませんか?

 

このように言われると、子どもは
『高い物=悪い物』という認識を持ちます。

 

子どもの頃のこのような価値観は、
大人になっても消え去ることはなく、
自分でお金を稼ぐようになっても
ついつい一円でも安い物を探すように
なります。

 

高いから買ってはダメ、安いから買っていい
などという価値観を身につけてしまうのです。 そして、『安物買の銭失い』に陥るのです。

 

値段のことには一切触れずに、
自分にとってどのような価値があるのか、
本当に必要なものなのか、
本当に欲しいものなのかを子どもの頃から
考えさせるようにしてください。

 

そして欲しいから買うのか(欲望)、
必要だから買うのかを認識できるように
してください。
これは、欲しい物を手に入れるために
必要な物だと作話するのを防ぐためです。

 

私たちは大人になってある程度自分で
欲しい物を買えるようになると、
この2つを混同して、欲しい物を必要な物と
自分に言い訳して買ってしまうことがあります。

 

この2つを分離して認識することは、
大人になってからの無駄遣いを防ぐのに
とても役立ちます。

 

次に、あなたは子どもに、

「勉強するのがあなたの仕事よ。」

と言ったことはありませんか?

 

このように言われると、子どもは 『学校に行って勉強さえしていればいい』
という認識を持ちます。

 

でも、多くの子どもは学校の勉強に
興味も関心もないため、集中できる
はずもなく、聞き流している状態です。

 

成長と共に学校では、定期的に試験を
実施するようになり、子どもは
強制的に勉強せざるを得なくなります。

 

『勉強=仕事=義務』という認識になる
のです。

 

好きなことでも『義務』となると、
楽しむことができなくなりませんか?

 

勉強が義務になると、子どもの自由な
創造性、独創性、発想力などが失われ、
一人一人が持って生まれたポテンシャルが
色褪せていきます。

 

知識というのは、本来自分が知りたいと
思うところから興味、関心、好奇心が
湧き、集中することで身につきます。

 

そして、その知識を身につけたいと思った
原因があるわけで、そこで実際に身につけた
知識を活用することで定着していきます。

 

親に褒められるためにやるとか、
誰かに認められたいから勉強するのでは
ほとんど身につかず、褒められなく
なれば当然やめてしまいます。

 

そして、学校=勉強するところという認識が
特に強い日本人の生涯学習率は世界最低と
なっています。
学校卒業後に自発的に知識を身につける
習慣がないのです。

参照:ニューズウィークジャパン【日本の成人の「生涯学習」率は先進国で最低】

 

勉強の語源は「勉め強いる」と書くように、
本来は気が進まないことを仕方なく
するという意味の言葉です。

 

知識を身につけるとは、
本来自分のためにするもので、
趣味に近いものなのです。

 

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『子どもの物欲を満たし、お金の大切さ、
時間の大切さ、働くことの意味を自然に
身につける一石四鳥の3ステップとは?』

 

さらに、『幼少期のお子様に特に
効果的な教育方法』

 

をプレゼントします。

 

『3ステップ希望』とコメント
またはメッセージください♪

 

 

大昔、学校へ通えたのは上流家庭の子ども
だけでした。普通の子どもたちは、
畑仕事に忙しい親の代わりに、
下の子どもの面倒をみたり、
家事を手伝うのが当たり前でした。

 

学校に行かず、家の手伝いをしていると
忙しくて自分の時間などありません。

 

頭を使って時間を生み出す知恵を働かせ、
隙間時間で集中して、本当に学びたい
ことに取り組みます。

 

時間の大切さも、自分の欲しいものも、
学んで身につけたい知識も、
自分で分かっているので、
大人しく黙って言うことを聞くような
人間にはなりません。

 

時代と共に親の仕事が農業から工業に
変わり、次から次へとできる工場の
働き手を確保するためにできたのが
義務教育です。

 

決められた時間に登校し、
椅子に座って決められた授業を受け、
決まった時間に食事を摂り、
教師の言うことを聞き、
周りの子どもの様子を伺い歩調を合わせ、
目上の人に逆らわず、目立ちすぎず、
物事に平均的に対処できる術や価値観を
徹底的に身につけさせるのが目的です。

 

義務教育というシステムは、
親が工場で長時間働くためにも好都合で、
未来の労働者の育成もできる一石二鳥の
制度です。

 

だから、この期間に学んだことが本当に
身についているかはほとんど関係なく、
時間になったら起きて仕事に行き、
決められた時間に決められた仕事をし、
周りと同程度であれば満足できるように
『教育』できていれば成功なのです。

 

また、現行の学校自体が『教育ビジネス』の
途上であることも忘れてはなりません。
つまり、高学歴が良いという風潮によって
成り立つビジネスなのです。

 

義務教育→受験→高校→大学→大学院・・・
我が子かわいさを突いて、多少無理してでも
進学させた方が良いという空気があります。

 

受験のために塾へ通うのも、いつのまにか
当たり前になっています。
長期的に見て、一人一人の人生に役立つ
ことを学び、身につけるのではなく、
テストにパスするための効率的な勉強法を
指導されるのです。

 

共通試験を受け、滑り止めに私立の学校を
受け、学費や状況によっては奨学金を
申し込みます。

 

奨学金も場合によっては返還の義務があり
ます。要するに就職も何も決まる前に、
未来の時間と給料を担保にして借金して
いるわけです。

 

途中で何かあって卒業するまで通えなかったり、
就職できなかったり、就職しても続かなかったり
した場合には困ったことになります。

 

教育(Education)という言葉は、
その人の内部に元来備わっている才能を
『引き出す』という意味のラテン語の
”EDUCO”が語源といわれています。

 

現在の教育者や教育機関は、子どもたち
一人一人のもつそれぞれの才能を
『引き出す』ことができているでしょうか?

 

自分のポテンシャルと共に、
自分の学びたいという強い意欲で
必要なことを学び、お互いの強みを
活かして助け合いながら、
バラエティ豊かにみんなで向上して
いける社会の実現のためには、

 

むしろ真の教育は、私たちが家庭の中で、
子どもと向き合って個々のポテンシャルを
見出し、寄り添って同じ方向を向きながら
歩みを進めていくことではないでしょうか?

 

もちろん学校は勉強をしに行くだけのところ
ではありません。人間関係に関する心理学に
よると、人と人の仲を深める3大ポイントは、
『一緒に長時間過ごすこと(接触時間)』、
『一緒に同じ行動をすること(同期行動)』、
そして『相手との信頼関係を築くこと』
なのだそうです。

 

そういう場として捉えてみると、
学校はコミュニケーション能力を磨き、
仲良くもない、友だちでもないような人とでも
『うまく付き合う術』を身につけるところでもあります。

 

別の角度で見ると、中学、高校、大学、会社、
ご近所、親戚・・・これはこの先の社会に出ても
同じことがいえます。

 

つまり、今じゃなければ身につかない能力
というものでもないわけです。

 

教室という狭い社会の中で、
自分を殺して辛く苦しい思いをしてまで
身を置くべきでもありません。
クラスメイトはたまたま同じ年に生まれて
近くに住んでいただけ。
絶対に仲良くできるとは限らないし、
そんな狭い世界で分かり合える相手や
一生の仲間ができるとは限りません。

無理してクラスメイトと親しくなる必要はないのです。

 

勉強をするところであり、コミュニケーション
能力を身につける場所であるとはいえ、
個々の持ち合わせているポテンシャルによっては
時間を浪費すべき場所ではないという
現行の教育現場の一面を垣間見たところで、

 

あなたがやってきたのと同じことを、
あなたの子どもにもやらせたいと思いますか?

 

もう一度、子どもの頃に戻って、
同じ教育を受けたいと思いますか?

 

あなたはこの先何の役に立つかも分からない、
何の興味もないことを学びたいと思いますか?

 

あなたのように理性のある成熟した大人であっても、
それはとても難しいことではありませんか?

 

好奇心旺盛で我慢など身についていない子どもを
いきなり50分も椅子に座らせて、
黙ってまったく興味も関心もない話しを
聞かせるような授業に、
どのような効果があるのでしょうか?

 

大人になり、机上では学べない多くの経験と、
自ら学びたいという意欲によって得た知識だけが、
私たちの血となり肉となって初めて活かすことが
できるようになります。

 

そうやって積み重ね、学び続けているうちに、
人生=時間だと気づきます。

 

繰り返しますが、学校教育がまったくの無駄
だということではありません。
一定数の子どもには学校教育が合っているし、
多くの人と同じであることに平和を見出し、
平均的であることに満足し、
目立ちすぎたり抜きん出たりしないように
周りの人と歩調を合わせて生きることに
心地よさを感じる人もいるのです。

 

子どもの特性をよく見極め、気持ちを慮り、
現行教育にどうしても彼、彼女の居場所がないと
思い至ったなら、いかにそのアイデンティティを
開花して伸ばしていくかに私たちの気持ちや
思考を素早く切り替えていく必要があります。

 

 

 

子どもの物欲を満たし、お金の大切さ、
時間の大切さ、働くことの意味を自然に
身につける一石四鳥の3ステップとは?

 

【3ステップ + 幼少期のお子様に特に
効果的な教育方法】

 

1)子どもが何かを欲しがったときには、
  それが本当に必要なのか、どのような
  価値があるのか、本当に欲しいのかを
  ジャッジさせます。   欲しい物なのか、必要なものなのかを
  認識させるのも大切なポイントです。   中学生ぐらいなら、プレゼンさせるのも
  おすすめです。

 

2)いよいよ、欲しい or 必要で
  購入することが決まったなら、
  より品質の良いものを選ぶように
  進言します。   安いものは壊れやすかったり、
  扱いがぞんざいになってしまう
  からです。

 

3)基本的には、お手伝いでも何でも
  良いので仕事をさせてお小遣いを
  貯めさせ、貯めたお金で買わせる
  ようにします。   予算によっては、親が半分出すとか
  70%出すとかを話し合って、
  だから仕事をして〇〇円貯めなさい。
  という流れにします。   お手伝いは自分で考えさせるのも
  おすすめです。
  今の自分にすぐにできるもので、
  他人(この場合は親)の役に立つ
  ことがポイントです。

 

子どもを働かせるなんて虐待だ!
というのも、義務教育を定着させるための

洗脳です。

 

義務教育を経ず、クリエイティビティも
アクティビティもある若い子どもが
早くに社会に出てしまうと、
大人の仕事がなくなり、
無職の人間が増えてしまいます。
国としては困るわけです。

 

私たちは振り返ってみると、義務教育よりも
社会に出て学んだこと、自ら選んだことの方が
身につき、ずっと役に立っています。

 

明らかにおかしな労働は論外ですが、
大きく捉えてみて、長期的に子どもの
役に立つと思うような仕事をさせ、
他人の役に立ってお金をもらい、
自分の欲しい物を手に入れることが
できたという経験をできるだけ早く
させてあげてください。

 

このシステムを稼働させるに当たって、
子どもと約束してほしいことが2つ
あります。

 

特にお子さんが幼少期の頃から、
できるだけ早く始めると大きな効果が
あります。

 

1つ目は、必ず収入の10%は貯金すること
です。

 

その都度10%または毎月所持金の10%など、
ルールを決めてください。

 

そして、その10%について『スーパーパワー』
など、子どもの心に響く呼び名をつけます。

 

このスーパーパワーは何があっても
絶対に使ってはいけないし、
親にも親友にも、誰にも教えては
いけないと約束をします。

 

スーパーパワーは、成長と共にとても強力に
自分を守ってくれるものになります。
何十年も経てばある程度の金額になります。

 

そして子どもがある程度大きくなった時に、
老後など働けなくなった時や、
大人になって家族を持ち、家を建てる時や、
一から学び直したいことができた時など、
本当に必要になった時のために大切に
取っておく(貯め続けておく)ように
教えてあげてください。

 

2つ目は、とにかくからだに入れるものは
良いものを選ぶことです。

 

『私たちは私たちが食べたものでできている』
といわれますが、正確には、私たちが食べたり
飲んだものを消化し、さらに吸収したもので
できています。

 

だから、食べるもの、飲むものは大切なのだと
教えてあげてください。

 

食べものや飲みものなど、
からだに入れるものの選び方や食べ方と
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本当に本物の知識は、
そのうちに本当に学びたいものに出会った
時にこそ身につくこと、
社会に出てからでもいくらでも学ぶことが
できることを教えてあげてください。

 

子どもの吸収力はスポンジに例えられる
ことがありますが、これは本人の
学びたいという強い気持ちと、
集中力があって初めて発揮されます。

 

特に子どもの頃から、20代ぐらいまでは
今振り返っても驚くほどエネルギッシュで、
時間も有り余っていて、
はっきりいって何でもできます。

 

若い時にとにかく働いて、貯金して、
知識を身につければ、年を取ってから
楽をして好きなことができます。

 

年を取ってから元気に活動的に
好きなことをして、孫やひ孫との
時間を大切にしながら、大事なことを
教え継いでいけたら、
どうしても本当に困っている時には
助けてあげることができたら、
とても幸せに生命を全うすることができると
思いませんか?

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