性欲ホルモンを極める方法

若返りはお金がないと買えない、抗うつは薬を飲むしかない、記憶力は歳とともに衰えると思っていませんか?これらすべてにこれからお話する3つのホルモンがかかわっています。

ホルモンについては多くの研究者がさまざまな論文を書いていますが、どれも難しくて読んでいる間に眠たくなってしまいます。

でも、このホルモンのパートは肌や細胞の若返りにも、集中力や記憶力、ひらめき力などの脳機能の向上にも、女性らしさや男性らしさにもものすごく重要な肝の部分になります。その分、誤った知識をもってしまうと危険な結果にもつながります。そこで大切な3つのホルモンについて、できるだけ分かりやすくまとめておきたいと思います。

30代から急激に性欲がアップする女性や、女っぽくなったり、性欲が減退している男性が増えています。

要するに、不自然なものに囲まれている現代では女性も男性も、女性ホルモンが増えすぎていて、男性ホルモンが減少しているということです。現代の食生活や精神的なストレス、環境汚染などの要因が私たちのホルモンのバランスを崩しているのです。

空気や水だけでなく、あらゆるさまざまなものに女性ホルモンが含まれています。

そして、テストステロンはジヒドロテストロンというものに変換されて、それが抜け毛やガン、前立腺肥大の要因になっています。

これ以上ホルモンのバランスを崩してはいけません。ここでは、化学的なホルモンを注射したり合成ホルモン剤を経口摂取したりするのではなく、すでに崩れてしまったホルモンのバランスをとっていく方法をお話します。どのような形であれ何らかの特定のホルモンを摂取するのはとても危険なことです。

特に合成されたホルモンは、動物性、植物性、バクテリアの遺伝子を組み替えてつくられたもの、植物の特定の成分だけを抽出してつくられたものなど、いろいろありますが、大切なのは私たち人間のホルモンと完全に一致しているのかが問題です。

病気や何かの問題があって医療的な処置を受けている方は別ですが、それでもホルモンというのはもともと微量のもので、少しのことで変化するデリケートなものなのでやり過ぎてはいけません。

そうではなくて、本来あるべきホルモンのバランスに戻すアプローチをご紹介します。天然のものによってホルモンのバランスを整える方法です。

 

エストロゲン

エストロゲンは、女性の卵巣の卵子を取り巻く顆粒膜細胞から分泌される女性ホルモンです。卵巣だけでなく、胎盤、副腎皮質、男性であれば精巣でつくられます。

エストロゲンは、女性の生殖器感の成長と健康を促進し、膣に潤いと弾力性(伸縮性)を与え、血液を十分に供給する働きがあります。更年期になると、一般的にエストロゲンは減少しますが、現代ではその増減はとても不規則で、過去に比べてエストロゲンの量が増えることもあります。

エストロゲンの分泌量が減少すると、膣の乾燥など性機能に直接的に影響を与えます。また、ほてりや寝汗などの間接的な影響もあり、エネルギーを消耗するため、結果的にセックスへの欲求が損なわれます。

プロゲステロンの断続的な減少は、性機能への影響よりも月経への影響が大きいのですが、テストステロンの加齢による減少は、中年期の女性の性欲を低下させる可能性があるといわれています。エストロゲンの方がテストステロンよりも減少するという事実から、更年期に性欲が低下するはずがないと考える人もいます。女性のテストステロンの減少は、更年期障害ではなく加齢のみに関連しており、更年期障害の何年も前から始まります。

現代の先進国では特に、多くの化学的な石油ベースのエストロゲン(ゼノエストロゲン)が出回っています。この化学的な女性ホルモンによって私たちは汚染されているのです。

昔は農薬なども使われていない自然のままの野菜やフルーツなどに含まれていたファイトエストロゲンによって、ゼノエストロゲンが入り込む余地はありませんでしたが、現代の空気や水はもちろん、あらゆる加工された食べものにゼノエストロゲンが含まれており、現代の社会ではこのゼノエストロゲンが私たちのからだに蓄積されています。ゼノエストロゲンは普通のエストロゲンの何百倍もパワフルで、私たちのからだの受容体と結びついてさまざまな悪さをします。

 

プロゲステロン

プロゲステロンもエストロゲンと同様、生殖器で生成されるホルモンです。排卵による刺激によって分泌され、卵子が受精しなかった場合には減少し、また新たな月経サイクルに入ります。受精した場合は、妊娠の維持と胎盤の確立、胎児の発育に重要な役割を果たすため、出産するまで分泌され続けます。

プロゲステロンの主な産生場所は卵巣の黄体ですが、卵巣、副腎、そして妊娠中は胎盤でも少量のプロゲステロンが産生されます。排卵がない月経周期中および閉経後には生産が停止します。

プロゲステロンには、体温上昇の作用のほか、他のホルモンとのバランスを調整する働きもあります。女性のエストロゲンの分泌能力は健康であれば閉経までほぼ一定に保たれるのに対して、黄体期に黄体から分泌されるプロゲステロンは30歳代に入ると減少を始め、以後、加齢に伴って徐々に低下します。また、プロゲステロンには外呼吸を促進する作用もあります。

プロゲステロンと聞くと、多くの人は女性にのみ存在するホルモンと考えていますが、男性女性両性のからだには、エストロゲン、プロゲステロン、テストステロンが存在しています。男性の場合は、副腎と精巣がプロゲステロンを産生しています。

プロゲステロンは、テストステロンを含む多くのホルモンの構成要素であり、男性の特徴を決定するのに不可欠です。プロゲステロンは、骨量を増やし、血糖値や脳の活動を調整し、全身のバランスを整える働きをしています。体内の脂肪をエネルギーに変えるプロセスは、プロゲステロンや甲状腺ホルモンの分泌にも影響を受けます。

また、男性の場合、プロゲステロンが不足すると気分や睡眠、全体的なホルモンバランスに影響を及ぼします。プロゲステロンはテストステロンの前駆体であるため、減少すると性欲がなくなることが多く、逆にエストロゲンに拮抗する作用があります。男性のプロゲステロンのバランスが悪いと、『エストロゲン優位』と呼ばれる女性に多い状態になり、神経過敏、勃起不全、疲労感、前立腺肥大、前立腺ガンのリスク増加、性欲低下などの症状が見られます。

すでにご存じのように、肝臓は体内の余分な毒素を掃除して取り除くフィルターの役割を果たしています。その毒素の一つがエストロゲンになります。しかし、食べ過ぎ、高糖分、アルコールの飲み過ぎ、高毒性などで肝臓がすでに不健康な状態になっていると、過剰なエストロゲンを自力で除去することは困難になります。玉ねぎやにんにくなど、硫黄を多く含む食品を食べると、解毒作用だけでなく、肝機能の維持にも役立ちます。これを機に、口臭を気にせず、イタリア料理をもっと食べてみませんか?

また、アルコールは血中エストロゲン濃度を上昇させます。適度な飲酒であっても、男性のプロゲステロン値の低下につながります。これには、プロゲステロンの生成に悪影響を及ぼす亜鉛の吸収率の低下と飲酒との間に関連性があることも指摘されています。これらのことがどのように関係しているのでしょうか?

私たちの体がストレスに対処するシステムは比較的複雑です。これは、NeuroEndoMetabolic(NEM)ストレス反応と呼ばれています。NEMは基本的に、機能的なネットワークを形成するシステムと器官からなる複雑な網です。

強いストレスを感じている人は、疲労感や体調不良を訴えることが多いようです。しかし、このような症状を改善するためには、コントロール可能な要因があることがわかっています。不安を抱えている人は、強い毒性、抑うつ、無気力などを経験し、その典型的な反応は、すぐに気分が良くなるものに逃げようとします。往々にして、これらの選択は良いものではなく、さらにダメージを与える可能性があります。

また、プロゲステロンが低下すると、体重が増加することがよくありますが、これもAFSの一般的な症状です。太っていると、エストロゲンに対抗するプロゲステロンを十分に分泌することができないという悪循環に陥ってしまいます。これに甲状腺の機能不全が加わると、睡眠不足になるだけでなく、炎症を抑えることができなくなります。炎症のレベルが高いと、体に大きな問題が生じます。炎症を放置しておくと、心臓、脳、肝臓などに持続的なダメージを与えます。

幸いなことに、男性のプロゲステロン濃度の低下は簡単に治療できます。 ビタミンDは、十分なプロゲステロンの生成に大きな影響を与えます。ビタミンDは「日光ビタミン」とも呼ばれており、ほんの少しでも皮膚が紫外線に当たれば、からだは皮膚にあるコレステロール誘導体からビタミンDをつくります。基本的に夏場であれば20〜30分、冬場は1時間ほど日を浴びながら散歩するだけで十分です。また、卵黄やバター、栄養強化ミルク、肝油などの食品にもビタミンDは多く含まれています。

日に当たることでビタミンDが過剰になるリスクはありませんし、地下で生活をしている人やまったく日に当たらない人以外は、特に栄養補助食品などで補う必要はありませんが、もしもサプリメントでビタミンDを摂取する場合には、摂取量に注意してください。多くの場合は1日10μgで十分です。

問題点

エストロゲンは細胞を成長させる作用があり、思春期になると女性の胸やおしりを大きく、女性らしいからだにしてくれます。

細胞は成長しては壊れるというサイクルが必要ですが、プロゲステロンとエストロゲンのバランスが崩れてエストロゲンの方が多くなると、必要以上に細胞の成長を促進し蓄積し続けてしまうため、子宮ガンや乳ガン(ガンとは細胞が増殖し続けること)、子宮内膜症、骨粗鬆症、狼瘡(結核菌が血液によって全身に運ばれ、皮膚や顔面の組織が破壊されて潰瘍や瘢痕ができる自己免疫疾患の一種)、嚢胞性線維症(乳房にできる腫瘍)、子宮筋腫、うつ病、短気、かんしゃく、性欲減退、精子減少、男性の女性化、前立腺ガン、体毛と髪の抜け毛が増える、偏頭痛、甲状腺のバランスが崩れて肥大するバセドウ病、PMS(月経前症候群)、更年期障害のような症状、血糖値のコントロールができなくなる、思春期が早まる(アメリカでは100人に1人が3歳頃から思春期の症状が見られる)、脂肪がつきやすくなり血液がドロドロになる、など多くの不調の原因になります。

女性の産後うつは急激に減少するプロゲステロンが原因です。産前3ヶ月前ぐらいから大量に分泌されたプロゲステロンは出産とともにゼロになるためです。

女性ホルモンはあればあるほど良いのではなく、バランスがとれていることが大切なのです。

プレマリン、エチニルエストラジオールなどが更年期障害のお薬として販売されていますが、一時期、胸を大きくする魔法の薬と騒がれ、若い女性がバストアップのために大量摂取しています。

エストロゲンは、エストリオール、エストラジオール、エストロンで構成されています。これらは均等ではなく、90%がエストリオール、7%がエストラジオール、3%がエストロンというバランスです。この割合がとても大切です。なぜならエストラジオールとエストロンはガン細胞を発生させる作用があり、エストリオールはガンを壊す作用があるからです。

プレマリンにはエストラジオールとエストロンだけが、エチニルエストラジオールには合成されたエストラジオールのみで、いずれもガン細胞を発生させる作用だけでエストリオールが含まれていません。これでは、まるでガンになるために飲んでいるようなものです。

エストロゲンはありすぎても困りますが、不足しているのも問題です。もしもかなり枯渇していて、どうしてもエストロゲンを摂取する必要がある場合には、エストリオール、エストラジオール、エストロンの割合が90:7:3の天然のものを求めてください。

 

バランスをとる方法

エストロゲンが必要以上に溢れている現代で、エストロゲンを減らすのはとても難しい状態のため、少量のプロゲステロンによって調整します。

ただし、プロベラやメドロキシプロゲステロン(プロゲステロンによく似た化学合成物質)は服用してはいけません。なぜなら、うつ症状、奇形児が生まれる、抜け毛、アレルギー反応の頻出、ニキビ、血栓などの恐ろしい副作用があるからです。多少のバランスをとる作用はあったとしても副作用の方が大きすぎます。

エストロゲンとプロゲステロンのバランスをとるために、少量の100%ナチュラルのプロゲステロンクリームを塗ります。28gにつき500mgの100%天然のプロゲステロンが含まれている最高のクオリティのものを皮膚の吸収しやすい部分(乳首や乳房、脇の下など)に塗る。ただし、3週間以上毎日塗ってはいけません。様子を見てオンオフしながら少量を定期的に使います。現代社会ではバランスを整えるために、30歳以上の女性はもちろん、男性にもおすすめします。

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テストステロン

テストステロンは男性ホルモンとして知られていますが、女性の性的健康にとっても重要です。

男性は睾丸から、女性は卵巣から(副腎からも少量)生成されます。

テストステロンは、エネルギーや、何かを達成したい、成功したいというモチベーションを極限まで高める働きがあります。性欲や性の快感に強く影響します。髪の毛が増えて体毛が減ります。筋肉や骨を強くしたり、脂肪分を燃焼させたり、血流を良くします。

ストレスや環境汚染、重金属や薬品などの化学物質にまみれている現代社会では、男性は40歳以降40%もテストステロンが減少しています。中には30代から50%も減少している人もいます。

その結果、将来成功したい、何かを成し遂げたいという強い野望のない男性や、性欲も意欲も低い男性が増えています。

男性にとっても女性にとってもそれぞれに必要な適量があり、そのバランスが崩れてしまうことで意欲がなくなり、性欲も減少します。

アルブミン、性ホルモン結合グロブリン(SHBG)

30歳以降になると、徐々にからだの中で活用できるテストステロンの量(遊離テストステロン)が減ってきます。なぜなら、加齢とともにアルブミンやSHBGの量が増えてきてテストステロンが結合してしまうからです。テストステロンの量が少ない時にSHBGと結合し、テストステロンの量が多いとアルブミンと結合します。テストステロン自体の分泌量が多くても、それが遊離テストステロンなのかSHBGと結合しているものなのかが問題なのです。

女性の場合、SHBGはピルの服用によって増加します。一度ピルを飲むとSHBGが大量に発生してしまいます。SHBGの量は、ピルを飲んでいない人と比べて4倍、ピルの服用を止めてから半年経ってもまだ2倍の量があります。SHBGに邪魔をされて遊離テストステロンの量が減少することで、膣が濡れにくくなり、感じられなくなり、快感を得られなくなり、性欲が減退します。

では、SHBGに邪魔されずに遊離テストステロンの十分な量を確保し、何事にもやる気がみなぎり、髪の毛や筋肉が増えて、正常な性欲や10倍以上の深い快感を得られるようになるためにはどうしたら良いのでしょうか?

4つの奇跡のハーブ

  • ノコギリヤシ
  • ワイルドオーツ
  • イラクサ
  • ハマビシ

これらの4つのハーブを使うことで遊離テストステロンの量が105%アップし、あらゆることに意欲的になり、筋力がアップして元気になり、ダイエットしやすくなり、エネルギーが湧いてくるので毎日をイキイキと過ごすことができるようになります。

これらのハーブを組み合わせてチンキ剤にしたエキスには、性欲や快感の向上だけでなく、脳の健康や不眠症、ストレス、身体的および性的パフォーマンスの改善、膀胱の働きが良くなり尿量が増えたり、前立腺ガンの予防など、多くの健康上のメリットがあるといわれています。

ノコギリヤシ

ストレスや環境汚染にさらされた現代では、テストステロンの多くはジヒドロテストステロンに変換されてしまいます。すると遊離テストステロンとはまったく逆の効果が現れます。症状としては髪の毛が減って体毛が増えたり、女性であればヒゲやワキ毛などの体毛が濃くなったりします。

ジヒドロテストステロンに変換されないために有効なのがノコギリヤシです。テストステロンと5αリダクターゼという酵素が結合することでジヒドロテストステロンがつくられますが、ノコギリヤシには、5αリダクターゼの働きを阻害し、ジヒドロテストステロンの発生、受容体との結合、ジヒドロテストステロンが分解されるのを防ぎます。

イラクサ(ネトル)

環境汚染などによって減少しているテストステロンの量を増やすだけでなく、イラクサの根に含まれている3.4ジバニリルテトラヒドロフランがSHBGと結合し、その働きを抑制することによって、遊離テストステロンの量を増加させます。

ワイルドオーツ

テストステロンの量が増えて男らしくなります。クオリティが良いものでなければ効果がないため、注意が必要です。血流を良くし、脳機能を高めて気分を改善するため前向きになり、勇気や意欲が湧いてきます。

ハマビシ

テストステロンの量を増やし、黄体ホルモンを刺激して遊離テストステロンの数を増やします。人々の性欲を高め、男性の勃起不全を改善し、尿路を健康に保ち、炎症を抑えるなどの効果があるとされ、伝統的な中医学やインドのアーユルヴェーダで医学的に使用されてきました。

この他、特に男性で生殖機能の衰えに悩んでいる場合には、ハイクオリティで液状の亜鉛のサプリメントがおすすめです。ジヒドロテストステロンが減少し、機能が向上するだけでなく、精子が濃くなります。

メルコラ博士、亜鉛、15 mg、3.88液量オンス(115 ml)

前立腺ガン

SHBGはテストステロンだけでなく、エストロゲンなど他の性ホルモンとも結合します。本来はバランスが崩れて過剰になったホルモンの調整のために結合するという働きでしたが、現代ではストレスや環境汚染、おかしな食生活によってホルモンのバランスが大きく崩れて過ぎているために、前立腺の細胞と結合するなどその働きにも混乱が見られます。

そのような不自然な結合が、ゼノエストロゲンの増加と合わせて、前立腺ガンの要因になっているといわれています。

 

アドレナリン

アドレナリンはストレス反応の中心的役割を果たし、血中に放出されると心拍数や血圧を上げ、瞳孔を開き、ブドウ糖の血中濃度を上げる作用などがあります。私たちが危険を察知したり、何らかのストレスを感じた時に、火事場の馬鹿力によって対応する力です。

現代社会では毎日24時間あらゆるストレスに晒されていることでアドレナリンを無駄遣いし、肝心なときに使えるアドレナリンの量は大きく減少しています。火事場の馬鹿力が出ないだけでなく、闘争本能が起きず、無気力で慢性疲労となっているのです。急な危険に陥り、冷静に分析して判断しなければならない場面でも、アドレナリンが不足しているために頭が働かず、身動きできないようになっています。

最近では新たな1日を乗り切るために、朝コーヒーや栄養剤を飲む人が多いですが、コーヒーはカフェインの力でアドレナリンを放出しています。コーヒーは現代ではあまりにも広く一般的に好まれている飲み物でですが、カフェインは実際に向精神薬として使われています。コーヒーを飲むことはアドレナリンを無理やりギューッと絞り出してしまう行為となるため、体質や人によっては、肝心なときに判断力や決断力が鈍り、いざというときにアドレナリンが放出できなくなってしまいます。

最強ハーブ

3つの高麗人参(ジンセン・Gingseng)

高麗人参は、性ホルモン対しても多くのパワフルな効能があり、古くから中国の伝統医学に用いられてきました。

成長が遅く、根が肉厚で背の低いこの植物は、栽培期間によって、生、白、赤の3つに分類されます。

新鮮な高麗人参は4年前に収穫され、白人参は4〜6年、赤人参は6年以上経ってから収穫されます。

このハーブには多くの種類がありますが、最もポピュラーなのはアメリカ人参(Panax quinquefolius)とアジア人参(Panax ginseng)です。

アメリカ人参とアジア人参は、有効成分の濃度や体への影響が異なります。アジア産やアメリカ産の高麗人参にはリラックス効果やエネルギー増強作用があり、シベリア産の高麗人参にはからだがストレスに対応できるようにしたり、アスリートの運動機能を高めたり、免疫力を高める作用があるとされています。

高麗人参には、ジンセノサイドとギントニンという2つの重要な化合物が含まれています。これらの化合物はお互いに補完し合って健康効果をもたらします。

高麗人参にはさまざまなクオリティのものがあり、価格とともにピンキリですが、効果が高いものは1ポンド(約453g)あたり4万円以上するといわれています。

高麗人参には、一般的には、抗酸化作用と抗炎症作用があると言われています。また、血糖値の調整や一部の癌にも効果があると言われています。

さらに、高麗人参は、免疫系の強化、脳機能の向上、疲労回復、勃起不全の症状の改善などにも効果があると言われています。

高麗人参は、生で食べるか、軽く蒸して食べることができます。また、エキス、カプセル、粉末などの形で簡単に食事に取り入れることができます。

高麗人参にはストレス耐性を高め、活力や免疫力を高めるだけでなく、さまざまな効能から何世紀にもわたって伝統的に使われてきました。特定の症状を改善したい人も、単に健康を増進したい人も、高麗人参を試してみる価値はあります。

さまざまなアプローチをご紹介しましたが、根本の要因となっている環境を変化させることも大切です。胆力と自信がついて、冷静に前向きな決断ができるようになることで、より良い環境に身を置くことの大切さと行動する意欲が湧いてくるはずです。

そして、より良いループにレベルアップしていくことができるのです。

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