校長先生との対話1&親子バーベキューin横須賀のお知らせ
今日は中2次男と校長先生との三者面談に行ってきました。
正直、ほとんど丸1年間、
週1回の放課後登校のみだったし、
関わりも面識もほとんどない校長先生との面談に
意味があるんだろうか?と疑問だったし、
バイアスがかかりやすく言語化が苦手な次男にとって、
誘導的な対話になるであろう面談は避けてきました。
これまでのステージを振り返り、
行きつ戻りつしながら本人主体で否定せずに関わり、
同じことを楽しみ、理解しようと努めてきた中で、
本人の思考と感情が少しずつ一致してきたように思います。
自分の意思で筋トレを始め、何ヶ月も継続し、
実際に自分のからだの変化を目の当たりにして、
自信を持てたことも大きかったのだと思います。
『中3から教室に通いたい。』
『普通の高校に行きたい。』
という表明があり、それに向けて来週から特別教室へ登校するという流れになりました。
特別教室の利用方法等の説明のために学校へ足を運ぶことになり、ついでに?校長先生との面談も、という謎の流れになった次第です。
案の定、
校長先生:学校に来ていない時間は何をしているのか?
次男:まあ、好きなことをやっています。
校長:好きなことっていうのは、ゲーム?
次男:まあ、そうです。
校長:起きてから寝るまでずっとゲームをしてるんだね。何時に起きているの?
次男:最近は昼ごろです。
校長:昼頃に起きて、ずっとゲームをしていて、どんな気持ちだった?何か学校のことを考えたりすることはあった?
次男:はい、まあ。
校長:それは疲れるよね。学校のことが気になりながら、違うことをするのはものすごいエネルギーを使うんだよ。それで、3年生から登校したいと思うようになったんだね?
次男:まあ、そうです。
校長:それに向けて特別教室を利用しようと思っているんだね?いつから始めようと思っているの?
次男:来週からです。
校長:週に何回ぐらい?
次男:とりあえず3回ぐらいです。
校長:3回というと月・水・金とかかな?時間は何時に来るの?みんなはだいたい8時20〜30分頃に登校するから、少し時間をずらして8時40分ぐらいかな?いろんな子がいるから、朝からじゃなくても大丈夫だよ?
次男:普通にみんなと同じ時間で大丈夫です。
校長:これまでと違う生活になるから、きっとまたエネルギーを使って疲れちゃうと思うんだけど、家にいる時のエネルギーとはまた違うものだから、自分の決めた目標に向かって一歩ずつ進んでいきましょう。
次男:はい。
校長:今、お子さんのお気持ちを聞かれて、お母さんはどのように感じましたか?
と、このような流れの後に私に水が向けられました。
実際には1日中ゲームをしているわけではないし、
毎日筋トレをかかさず、手伝いや買い物、
散歩などにも行っていますが、
本人としては校長先生に強く分かってほしいという思いもなければ、説明も面倒臭いわけで・・・
担任の先生とは私自身も毎週様子を話し、
本人も顔を合わせて話をしていて経過を知ってもらえているので、特に口を挟むことはしませんでした。
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私としては、本人の意向を大事に、
尊重したいと思っていますが、正直、
やはり誰の何のために決められたのかも明らかにされていないカリキュラムに沿った均一的な授業を、それぞれの学習パターンもタイプも考慮されずに受けることについては意義を感じられません。
強い目的意識を持っていなければ集中できず身につきませんし、高校や大学入学のための勉強というのは、学生時代よりもずっと長い人生において、生涯学習の妨げとなるものだと思っています。
とはいえ、教育が変わるには時間がかかるし、
世の中の制度的にマイノリティであることの方が本人にとって摩擦の元になるのであれば、何らかの意義を見出して無理なく、自分の気持ちを大切に進んでほしいと思います。
人員や制度上の問題で難しいことは重々承知していますが、
同年代の子どもたちが集う場としての利点もありますので、せめてワンパターンの授業ではなく、一人一人の学習パターンやタイプに合わせたグループに分けて、それぞれに理解しやすい多角的、多面的な教え方をしてもらえたら、それぞれの興味ポイントや人生において本当に大切なこと、すべきことの断片を感じられるような場になったら良いな、とは思っています。
とお伝えしました。
私でも思うぐらいですから、先生方も子どもたちに対して抱いている思いがたくさんあると思いますが、ついつい言ってしまいました。
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学校自体が悪いわけでも、先生方が悪いわけでもありませんが、せっかく子どもたちが集まり、成長期の大切な長い時間を過ごすのだから、何かもっと有意義な場になることを願います。
3年前の長男の時には、子どもの気持ちを尊重したい思いがありながら不登校を受け入れられず、気持ちをうまくコントロールできずに取り乱して泣いてしまったことを思い出すと、変われば変わるものだなと思いました。
次男の気持ちとペースを大切に、プレッシャーをかけることなく本心を見極め、さまざまな関わりを続けながら一緒に歩んでいきたいなと思います。
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