手作りゆずのつるつるローションと保湿クリーム

しもやけ、あかぎれ、冬のお肌のトラブルに

冬は、空気や風が乾燥しています。乾燥した空気にとっては、人間の体に含んでいる水分は、おいしいごちそうのようなものです。まして子どもの肌はもっと瑞々しいし、肌自体が未完成で水分が逃げやすくなっているのです。だから冬の肌トラブルには、大人以上に気をつけてあげないといけません。

 

ゆずは、日本では冬至のときにお風呂に入れて使用する習慣があります。冬至のときにゆず風呂に入ると、風邪を引かずに元気に冬を過ごせると言われています。これはゆずの成分に温熱効果があり、血行を促進させる作用があるためです。また、ビタミンCを多く含んでいるため、肌を健やかに保つ作用を持っています。

 

 

●材料(200ml)

*容器・・・ゆず1個がすっぽり入る大きさ

*ゆず・・・1個

*お酒(日本酒あるいは40度以上の焼酎)

*ガーゼ

 

 

●作り方(保存3ヶ月前後)

1.ゆずは、きれいに洗って包丁で浅く切れ目を数カ所入れておきます。

2.水気をしっかり拭き取り、容器に入れ、ひたひたになるくらいにお酒を入れます。

3.蓋はしないで、ガーゼをかぶせて口をとめておきます。

4.常温で1ヶ月置いておき、ゆずの成分をお酒に侵出させていきます。

5.1ヶ月置いたら、ガーゼで漉してできあがりです。

 

 

使い方のワンポイントアドバイス!

◎そのまま使用できますが、赤ちゃんや肌の弱い方は、希釈して使用すると良いでしょう。その場合、保存期間は短くなります。(1~2週間で使い切った方が良いと思います。)

◎アルコール刺激に弱い方は1,3-ブチレングリコールで浸出液を作ると良いでしょう。

 

◎ゆずローションとはちみつを混ぜたものは、荒れた唇のケアに効果があります。

 

ほんのりゆずの香りが気持ち良いです♪私はアルコールだとより乾燥してしまうので、侵出液には1,3-BGを使い、且つ水(水道水or精製水)で10倍に薄めて使っています。この辺はお好みで・・・

 

ゆずも丸ごと一個ではなく種だけでもOKですよ。その場合は種がひたひたに浸かる程度にアルコールを入れてくださいね。できあがりはとっても不思議!とろっとしたクリーム状(ジェル状)です。

 

 

ゆずのつるつる保湿クリーム

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ゆずエキスを使って三男のかゆみを抑えるアロマクリームを作りました。
 
 
ゆずエキスといっても、冬至のときにゆず湯に使ったりおせちやお雑煮で使った後のゆずの種を乾燥させて日本酒(純米酒)につけておいたもの。ゆずには皮だけでなく種にも美肌成分がたっぷり含まれているそうで、肌がアルコールに負けなければ、そのままローションとしても使えます。
 
 
柚子にはとてもたくさんの種がついていますが、この種や種のまわりのヌルヌルには、保湿成分や、シミ・小じわを薄くするペクチンが含まれていて、昔のおかあさんたちはこれらを集めて化粧水にしたのだそうです。
 
 
材料
 
ゆずの種 入れ物の半分くらいまで
日本酒または焼酎(日持ちさせるためには35度以上)ゆずの倍量
 
 
作り方はいろいろあって、種の周りのヌルヌルもそのまま使う人もいますが、今回はよく洗って天日で乾燥させてから使いました。入れ物(小瓶など)にゆずの種と日本酒(または焼酎など)を入れて冷暗所へ。一週間ほどでとろりとしてきたら完成です。
 
化粧水にも、今回のようにクリームの基材としても、またそのままお風呂に入れるなど、使い道はいろいろ。ただ防腐剤などが入っていないのでなるべく3ヶ月いないには使い切った方が良いようです。
 
 
アロマクリームの材料
 
シアバター
エマルシファイングワックス
(※エマルシファイイングワックス(乳化ワックス)とは、最もポピュラーな、ヤシ油・パーム核油から作られる植物由来の乳化剤である。アロマテラピーにおいて乳化剤として使用されることが多く、他にも、乳液やクリームを作る際にも用いられる。)
ゆずエキス
カレンデュラオイル(マカダミアナッツオイルにカレンデュラのドライハーブを浸けたもの)
精製水
ラベンダー精油
ティートリー精油
 
 
使う器具などはしっかり熱湯消毒、容器など熱湯消毒できないものはアルコールでしっかり拭きました。
のびもよくやわらかいテクスチャーでお風呂上がりに全身に塗りのばしています。寝る前に肌を掻きむしることもなくなりました。

 

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