不登校で朝からお腹が痛くなってしまった時

朝、目は覚めるけど、布団から出られない。ダイニングに行って母と顔を合わせると『今日は学校行くの?』と聞かれる。なんて答えたら良いのか分からない。学校に行ってもまったく興味がない授業や先生の話は頭に入らないし、記憶にも残らない。昨日は、ちゃんと明日は学校に行こうと思った。でも、ただぼーっと朝から8時間ぐらいをやり過ごすなんて時間の無駄な気がするのに、本当に行った方がいいのかな。

 

そんなことが頭の中でグルグルして、頭も痛いし、なんだか気持ちが悪いし、お腹も痛くなってきた。

 

いじめなどの特定な原因がない不登校の子どもたちの多くは、こんな風に朝を迎えています。その気持ちを想像するだけで、涙が出て苦しくなります。

 

大人の私でも、そんな気持ちで朝を迎えたら、良い1日を過ごせそうにはありません。

 

私が子どもの頃には、「どうして学校に行かなきゃいけないの?」なんて考えたこともありませんでした。学校に行くのは当たり前のことで、嫌なんて言っちゃいけないし、そんなことが言えるような環境でも空気でもなかった。私は友だちに会うのが楽しみだったし、たまたま勉強も嫌いじゃなかったし、何より、学校に行く以外にすることや居場所もなかった。

 

でも、今は時代が違います。子どもたちはオンラインで友だちとつながり、世界中の知りたいことはインターネットで調べることができる。知りたい時に知りたい情報にアクセスできるし、だからこそどんどん吸収していきます。子どもたちは(私たち大人ももともとは)ひとりひとり生まれ持った種があります。その種を大切に育て、ただ芽を伸ばしていけば、自分らしく健やかに人生を歩んでいくことができます。人間は、みんなひとりひとり違いますよね?それなのに、特に情報処理の速さと柔軟性に長けている子ども時代に、十把一絡げにして同じ空間に詰め込んで、同じ方向を向いて同じ思考になるように同じことを教え込むのって、まるで工場で工業製品を大量生産するようです。

 

学校で教わることや学ぶことが無駄だというのではありません。それが必要な種を持つ子たちにとってはそれはとても重要なことです。でも、そうではない子たちにとっては、不要であり苦痛なのです。

 

子どもたちの興味や好奇心に任せて見守っていると、最初はまだぼんやりとして言葉や形にはできなくても、自分の目指すものについて自然に学び始めます。自分だけの種を大切に育てて花を咲かせるために自分から真剣に知識を集めに行って、それを実践しては改善するのを繰り返していきます。必要な情報や学びだから、知識の定着が違います。短い時間でも濃く、身につきます。

 

好きなことばっかりさせて甘やかしていたらロクな人間にならない?じゃあロクな人間てどんなんですか?人並み以上の高校や大学を出て、人並み以上の会社に入社して、人の顔色や空気を読みながら、自分以外の誰かでも代わりにできるような仕事をする社会の歯車になることですか?

 

私が生まれ育った時代はそんなんだったと思います。でも、創業〇〇年の大企業が倒産するような今の時代、それなりの会社に入れば安泰ではありません。想像してみてください。自分や自分の子どもが十把一絡げのマニュアルどおりの教育を受けて成長し、今の社会に出て本当に幸せになれますか?

 

私は、自分の子どもたちのことを想像してみました。授業はまったく興味がないから頭に入らずに、ただぼーっと座って8時間を過ごす。当然試験では良い成績は取れません。自分はダメなヤツだって自己肯定感が低くなって、自分にできることなんて何もないんじゃないか?って自信もなくなって、気力も前向きなやる気もどんどんなくなっていく。

 

私もいろいろやってみましたよ。それは壮絶でした。本当に。

 

でもね、私も子どもも苦しいだけ。そして、まず私自身の気持ちを分解してみたら、

「子どもを学校にも行かせられないなんて」

って思われるだろうなっていう、周りの目を気にしていることが大部分を占めていました。

 

私にとって一番大切なことは、子どもたちの幸せなのに。

 

私が一生涯養っていくことはできないのだから、生きるためには糧を得る必要があることや、悪意を持って人を傷つけたり、迷惑をかけてはいけないことなどは、当然日々の会話の中で話しますが、あとは、子どもたちを信じて、心を込めた食事を用意して一緒に食卓を囲むこと、私にできることはそれだけです。

 

以前、こちらの食育部の記事でも内容を詳しくお伝えしましたが、子育てしない子育てという一冊の本に出会うことができて、本当に運が良かったと思っています。

 

 

 

命は時間です。

 

 

 

これからの時代は、自分にとって本当に必要なことに時間を費やし、その結果が自分の持って生まれたものを伸ばしてお互いの役に立っていくのが人生だと思っています。

 

ただ、願わくば、せっかく大勢が集う学校というものが、ただの決められたことをマニュアルどおりに一様に教える場ではなく、ひとりひとり違う個性を伸ばし合えるようなコミュニティとして機能する場になってほしいとは思っています。イメージは、こんな風にみんながそれぞれの違う花を咲かせながら地球を彩り豊かに輝かせる感じです。

 

 

 

うちの子の吐き気や腹痛に効いたもののひとつ

うちの子は、消化不良や胸焼け、ガス、膨満感などの消化器系の問題を緩和するとしてブレンドされたダイガイズと、代謝や活力を増幅し、ホルモンのバランスをとるとされるエンドフレックスを2滴ずつ手のひらにとって混ぜて、お腹のあたりに塗り拡げていました。20分もするとお腹が温まって、顔色も良くスッキリとしていました。

 

ダイガイズは、タラゴンやジンジャー、ペパーミント、ジュニパー、レモングラス、アニス、パチュリ ーを配合したエキゾチックな香りです。加えて古代エジプトで様々な用途に使用されてきたフェンネル エッセンシャルオイルも含まれています。

 

エンドフレックスには、スペアミント、ゴマ油、セージ、ゼラニウム、マートル、ジャーマンカモミール、ナツメグがブレンドされ、スペアミントが香り立つ甘く爽やかで身体のすみずみまで元気がいきわたるようなリフレッシュする香りです。

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