カラクリを見破る方法

あなたは、ナチュラルな天然のものと化学合成されたもの、どちらが好きですか?たとえば抗生物質なども投与されずに豊かな環境でのびのび育った豚肉の生姜焼きと、限りなく実物に近く、さらに味の素(グルタミン酸ナトリウム・うま味調味料)を加えた旨味たっぷりの豚の生姜焼き味の粉だったら、あなたはどちらを選びますか?

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この二者であれば、多くの人は迷わず実物の豚肉の生姜焼きを選ぶことと思いますが、では化学の力を総動員して、味だけでなく見た目も実物に限りなく近かったら?見分けもつかないので、間違って食べたとしても気づきません。そのうちに慣れて、抵抗がなくなり、知らず識らずのうちに受け入れてしまいます。実際に似たようなことが私たちの身近ですでに起きていますよね。

化学合成されたものには、私たちが実物を見たことのないようなものばかりがたくさん入っています。私たちは遺伝子的に得体の知れないものを口に入れたり肌に塗ったりすることに抵抗があります。だからこそ、説得力のある何らかの科学的根拠を欲します。

ある研究所で、まるで奇跡のような〇〇細胞が発見されました。頭の良い研究者たちが日夜努力を重ねて研究に成功!テレビや各メディアで大々的に取り上げられているのをみると多くの人は、それが何のために行われたどんな研究で、どんな役に立つのか、どれだけの信憑性があるのかなんて考えもしません。それらは基本的に身近なものではないし、私たちの実生活に関わることになるとしてもそれは遠い未来の、忘れた頃だからです。ただ単純に、学歴のあるお偉い先生方が発見した大層なものという印象だけが残ります。

では、もしもそれらがすべて『嘘』だったとしたら、それを確かめるためにもっとも重要なことはなんだと思いますか?

ほとんどの人は科学的な根拠やデータであると考えます。実はこれが、一番間違いなのですが、長年洗脳されたこの国ではなかなかこのことが伝わらないのが現実です。

このサイトでも多くの科学的研究や科学的事実を引用しています。なぜなら、それが事実かどうかにかかわらず、説得力や信憑性がありさえすればそれを欲する人が大勢いるからです。それなのに、なぜ科学的根拠やデータが間違っているなんて言ってしまうのか?と疑問に思う人も多いでしょう。

一番の理由は、科学的根拠やデータはすぐに捏造したり操作したりすることができるという点です。ただ、これだと直接的な科学否定の理由になりません。つまり捏造などより重要なことは、今の科学的な研究方法や考え方そのものが間違っていることに、私たちが気づいていないということです。だからこそ現実とのギャップがあるのですが、そのギャップを偶然と考えてしまうくらい、私たちが洗脳されていることには気づいていません。

そして、私たちは何も気づかないまま、あまりにも長い年月を過ごし、何も考えずにただ言われるままに信じてお金を払ってきてしまいました。その結果、莫大な財力や権力を握り、歯止めがきかなくなった業界が存在し、今、確実に人口が減っていることをあなたはご存知でしょうか?人工的につくり出したワクチンの接種率と死亡者数の推移が似通っているのはなぜなのでしょうか?

ワクチンタイプ別死亡者数(CDCのVAERS報告より)
1.コロナ
2.ジフテリア
3.肺炎
4.インフルエンザ
5.インフルエンザ
6.ポリオ
7.肝炎
8.ロタウイルス

あからさますぎますが、これらは知りたいと思って調べた人にしか手に入らない、目に触れない情報のほんの一部です。私たちの目や耳に繰り返し何度も入ってくる情報は、どこかの誰かが私たちに信じ込ませたい情報です。仮にその一部が事実であったとしても、それは森にあるたくさんの木々のほんの1本だけです。1本の木を角度や光の当たり具合などの見せ方を変えて、さもそれが全体であるかのように見せているだけのことです。

科学的根拠を捏造する方法

では、具体的に人々が信じてしまう科学的根拠を捏造してみましょう。一昔前は降圧薬のディオバンのデータ捏造がニュースになりましたし、有名な抗うつ薬パキシルも捏造の限りだったことがちゃんと公式報道されています。これらは氷山の一角にも満たない問題なのです。

科学的根拠を捏造するために行われている高等なテクニックがあります。それは判定人数の操作です。簡単に説明します。

ある薬の効果を試験によって判定するとします。100人の人間に毎日薬を飲んだり打ったりしてもらい判定します。たとえば3ヶ月で判定するとして、副作用や副反応などの強い症状のために途中で40人が試験をやめてしまったとします。その後残りの60人が試験をやり遂げ、30人にこの薬が効き、30人には効果がなかったと判定したとします。

この場合、この薬は何%効果があったと判定されるでしょうか?

通常は30(効果があった人たち)/100で、30%と考えることでしょう。しかし、答えは、30(効果があった人たち)/60(最期までやり遂げた人たち)で50%の人に効果があったとみなされます。副作用などがあって脱落した40人は、効果がなかったどころか有害だったにもかかわらず無視されて、効果があった人を20%も増やすことができるのです。これは脱落操作などと呼ばれたりしますが、製薬会社や大学病院などの研究ではこのような操作がよく行われています。

つまり、自分たちにとってオイシイ被験者だけを対象にして数字をまとめてしまうのです。この時点で科学的根拠というものは信用に値しないものですが、体裁のキレイな論文や権威のある研究の多くにこの操作が使われているのです。そして、それを本当の意味で見張っている機関は存在しません。学会や有名雑誌自体がこのような人たちの味方なのですから。

ろくでもない薬が認可される理由

捏造の方法は他にもあります。たとえばある病気に使う薬があるとして、精神薬が麻薬と同じで分かりやすいのでこれを例に説明します。精神薬の多くは麻薬と同じなので頭が働かなくなります。精神科ではこの精神薬を処方し、頭が働かない=感じなくなることを『良くなった』と判定します。

たとえば不安が強い状態の場合には、抗不安薬という麻薬と変わりない向精神薬を飲むことによって、不安を感じなくなります。

しかしその一方で脳のすべての機能は低下していて、かつ依存性が高いので、これを飲まないと前より不安症状が強くなるのです。つまり、不安になる大元の原因については何一つ解決していません。本質的には何も良くなっていないのに、判定基準を操作することで巧妙に嘘の論文やデータを作ることができるのです。

精神薬には麻薬や覚醒剤と同じように数多くの危険な作用があり、その中には食欲中枢の破壊や暴飲暴食なども含まれます。食欲中枢を破壊させる麻薬をうつ状態の人に使ってみたらどうなるでしょうか?うつ病と診断された人の多くはほとんど食欲が低減していますが、精神薬=ドラッグによって食欲だけは見かけ上あがることになります。

ちょっと考えれば原因は何一つも解決しておらず、良くなったなんて言えるはずがないのに、バカ食い(食欲増強)したことをもって『良くなった』と結論づけてしまえば良いのです。つまり、調査後のアンケート項目に『食欲は増えましたか?』と載せるだけで良いわけです。

多くの人は、処方される薬はたくさんの試験を重ねて効果の実証された安全なお薬だと当たり前のように信じ切って、自分たちが人体実験に使われているなんて思いもせずにお金を払って病院に通い、根本原因が解決したのではなく、この麻薬の作用によって食欲が増えただけだなんて考えもせずにアンケートに丸をつけます。すると、この薬は論文では立派に効果があるありがたい薬として認められることになります。

このようにして、実際には何の根本解決にもならないばかりか有害ですらある、ろくでもない薬が認可されているケースが後を絶ちません。細分化された不透明な社会の仕組みによって、厚生労働省の官僚はこんな裏事情を知ることもなく、論文にはきちんと根拠があるものとして次々と認可してしまうのです。

二重盲検試験のカラクリ

さらにいえば、医学界や食品業界などで使われ、一番信頼されている二重盲検試験、これが世界史上最悪の嘘を作る検査方法だと分からない限り、医学界の嘘を見抜くことはできません。それはこれまでに紹介した以外にも数多くある捏造や操作がされていなかったとしても、より強力な嘘捏造方法なのです。

二重盲検試験とは被験者を無作為に2つに分け、片方は偽薬、片方は本物の薬を投与し違いを比べる検査です。これは多くの論文を見るとほとんどに出てきます。偽の薬でも効果があることを表すプラセボ(プラシーボ)効果とか有意差がどうのというアレです。たとえば、偽薬で30%効果が出て、薬で40%効果が出れば『有意差あり』などとなり、薬として認定されます。

よく考えてみれば分かることですが、もしもその薬が本当に効くというのならば、相当な科学機序に基づいて作られているはずなので、理屈上では効果100%、100%が厳しいとしてもせめて95%くらいの効果がなければおかしいのです。しかし、実際にはそんな薬はまず存在しません。

なぜだと思いますか?

これは実は西洋医学の考え方、そしてその科学的概念そのものが間違っていることを意味します。西洋医学の薬に関していえば、ある物質とある症状、ある物質とある疾患をつなげて考えるからこのような間違いが起こります。単離物質(混合物からある化合物を純粋な物質として取り出したもの)および精製物質(いくつかの化合物の混合物をさまざまな工程や技術によって単一で純度の高い物質として取り出したもの)ができることは、麻痺するような対症療法的作用がほとんどです。

もう少し詳しく説明すると、たとえばある疾患があってある研究があったときに、Aという病気でBという物質が増えていることがわかったとします。そうすると西洋医学風の考え方だとBという物質が原因だと考えてしまいます。つまり、Bという物質を減らす薬を作れば良いと考えるわけです。

では、もしもこれが原因ではないとしたらどうでしょうか?Bという物質が増えているのは、実はCという物質が原因かもしれないし、一つの物質だけでBという物質が作られるわけではありません。それなのに、こんな薬を作っても根本を解決する効果など期待できるはずがありません。

しかし、西洋医学の薬、製薬会社の薬の大半はこの考え方に基づいて作られています。そのため、これらの薬は、もしも効いたとしてもほんのごく一部の局所にしか効果がなく、そもそものAという病気自体を治療しているわけでもないため、ちっとも100%に近づかないのです。

数打ちゃ当たる研究成果

ただ二重盲検の嘘の一番の問題点はそこではありません。30%と40%で差が出た時に、その差は本当に薬によってもたらされているかが問題なのです。どんな物質でも思い込み効果によりある程度は効果が出るのは先ほどお伝えしたとおりです。

ただ、その薬が思い込み効果で効いても、二重盲検試験で偽薬より効果があるように見せかけることは可能です。そのカラクリにはこれまでの捏造操作や試験期間のごまかしに加え、背景因子(人々が生存し活動する物理的・社会的および態度面の環境に存在する、物・構築物・人工的組織・サービス提供・機関の、特徴・側面・属性)の存在があります。

試験のグループというのは無作為で分けても何かしらの特徴が存在します。残念ながらこういう試験ではその背景因子をすべて特定するのは困難であり、背景因子は無数にあるのだからなおさらです。しかし、無作為だからこそ背景因子が重なってしまい、有効でない薬が有効であるかのようなデータが出てしまうことが稀にあります。

たとえば無作為に分けたAグループ(偽薬グループ)とBグループ(効かない薬グループ)で、よくよく調べてみるとAグループはBグループよりも20%も砂糖を多く摂取していたとします。砂糖が猛毒であることはここではもはや説明しませんが、この条件だとAグループの方が悪くなったり薬を飲んでも効きにくい要素が多いと考えられます。この状況で二重盲検試験をしてしまうとたとえこの薬が効かない物質であっても、Bグループの方が効果があるような結果が出ます。そうしてこの薬は効くという論文が出来上がってしまうのです。

これではどんな検査をしてもそういう検査結果になりうるじゃないか、とツッコミを入れたくなる人がいるでしょう。

そのとおりです。実はここからが医療行政の闇なのですが、世界で最初に認可が通る米国FDA(食品医薬品局)などの場合、製薬会社自信が論文を認可器官に提出すればよく、それは基本的に2つの肯定的な論文であれば良いことになっています。自分の薬を売り込む立場の会社が論文を書く段階で何が起こるかは容易に想像がつきませんか?

別の言い方をすれば、どんな否定的な研究結果が何百あっても関係なく、製薬会社は数打ちゃ当たるで研究を組み立てれば、いつかは効いた研究結果ができるのです。

もちろんこの手法だけではなく、これまでお話したさまざまな偽造方法を巧妙に組み合わせて、効かないものを効いたということにできます。

この他にも試験日数を操作するなど、いろんな騙しテクニックがありますが、こうやって作られてきた科学的根拠、データ、ソースなどという概念が普及しており、その科学的根拠、データ、ソースが間違っているからこそ、人々の病気は治らず、医療費は増え、病院通いで薬漬けになるのです。

スポンサーありき

むやみに盲信せず、事実を見極めたいと願うなら、単に観察することです。

あなたの周りでワクチンを打って感染症にかかっている人はいませんか?効くといわれている抗ガン剤でいったいどれだけの人が亡くなっていますか?精神薬を飲んでいる人はどんな顔貌や風貌をしていますか?かつて精神科にかかり、今では薬を飲まずに社会復帰して元気でいる人がどれぐらいいますか?その人は昔はどんな様子でしたか?

ワクチンについては、小児科医や薬剤師はみんなに効くという論文や研究を紹介するかもしれません。その効くという論文にはこれまでに紹介したような裏があるわけですが、彼らはそんなことは知りませんし、知っても認めようとはしません。なぜなら、小児科医や薬剤師は、子どもに病気になってもらわなければ儲からないのですから。

しかし、世の中にはここでお伝えしているような逆の研究も数多く存在しますから、それを判断するのは至難の技です。では、どうすれば良いのでしょうか?

このようなひとりひとり違う私たちの健康やからだに直結する問題を考える時に、もっとも重要なことは科学で見ることではありません。科学的なこともチラッと見ることはあってもそれは単なるおまけです。

ワクチンでも薬でも何でもそうですが、最初に見るべきところはスポンサーです。論文や学会、シンポジウムのスポンサーが誰であるかを見るのが基本中の基本です。

次にどこからもスポンサーされていない論文や研究をよく見ましょう。海外では独立系の研究機関も多く、市民の寄付で成立していたりするのでスポンサーに左右されません。日本の新聞やメディアの腐敗ぶりは著しいですが、理由の一つはスポンサーの意向には絶対服従であり、事実を表に出すことさえ許されないからです。それと同じ構図が医学界の中にも根付いており、医学はもともと人を助けるものではない(病人がいなければ商売が成立しない)ことから考えられるようになる必要があります。

データはまったくあてにならないという視点でデータを見る、そうすることで本当の情報を見極められるようになるはずです。

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