肝臓・胆のう・腎臓クレンジング法

これまで腸の大切さ、腸をキレイにする必要性について散々しつこくお話してきましたが、同時に、腸さえキレイにしていればそれでOK、健康!というわけではないこともお伝えしてきました。腸を洗浄し、キレイにしておくことはこれから本当に健康なからだに作り変えていくための大前提であり、腸をキレイにしない限り、他の何かの健康法を取り入れてもまったく意味がないのです。

不調の元凶

『肝臓が完全に機能していない限り、健康になることは不可能です』

ここでいう健康とは、どんな形であれ長生きできるとかそんな単純なことではなく、いつまでも若々しい肉体で、ある意味からだにとって毒でもある食べものから栄養を吸収したあとの残渣や、細菌や血液などの細胞の死骸など、私たちのからだに不要なものを日々デトックスでき、不要なものを溜め込まないことでからだにもともと備わっている働きがクリアに機能していることで、脳の力を最大限に活用して集中力や記憶力、情報処理速度が上がり、今すべきことと後まわしにしても良いこと、さまざまな感情を整理して考えることができるようになるといった人間のからだ本来の健康を指します。

つまり、私たちが健康でいられるかどうかは、体内の毒素をいかにうまく排出できるかにかかっているのです。そして、毒素の排出に大きく関わっているのが肝臓です。肝臓はからだの中で最も働き者の臓器の一つで、血液の解毒、脂肪の消化に必要な胆汁の分泌、ホルモンの分解、必須ビタミン、ミネラル、鉄分の貯蔵など、精力的に働いています。肝機能が万全でなければ、食べ物、特に脂肪をうまく消化することができません。

これらのことは肝臓の仕組みを知ることで理解できます。
肝臓は腹腔の右上に位置し、横隔膜の下、胃、右腎臓、腸の上にあります。肝臓は暗くて赤褐色の三角形の器官で、成人男性で約1.5kg、女性で約1.3kgあり、体重の約50分の1を占めています。

肝臓への血液供給源は2つに分かれていて、酸素を含んだ血液は肝動脈を通って肝臓に流れ込みます。栄養価の高い血液は、腸から肝門脈を通って肝臓に流れ込みます。

肝臓は、常に体の血液の約473ml(13%)を保持しています。肝臓には主に2つの部分(葉)があります。どちらも8つのセグメントからなり、1,000個の小さな小葉(ロビュール)で構成されています。これらの小葉は小さな管(ダクト)に接続されており、総肝管から大きな管に接続されています。総肝管は、肝細胞で作られた胆汁を、胆嚢と小腸の最初の部分(十二指腸)に運びます。これは総胆管を介して行われます。胆汁は、緑または黄色の透明な液体で、食べたものを分解するのに役立ちます。

肝臓には多くの機能があります。単純にお酒を分解しているだけなく、すぐに使われない栄養素を貯蔵して必要な時に分泌したり、からだに入ってきたあらゆる物質の毒素を解毒したり、血液中のほとんどの化学物質濃度を調整し、胆汁と呼ばれる物質を分泌します。胆汁は、老廃物を肝臓から運び出すのに役立ちます。

胃や腸から出た血液は、すべて肝臓を通過します。肝臓はこの血液を処理します。栄養素を分解し、バランスをとり、作り出します。また、薬を分解して、体の他の部分に使いやすい形にします。肝臓には500以上の重要な機能があると言われています。よく知られている機能には次のようなものがあります。

  • 胆汁の生成。胆汁は、小腸での消化の際に、老廃物を排出し、脂肪を分解するのに役立ちます。
  • 血漿中の特定のタンパク質の生成
  • コレステロールや、脂肪を体内に運ぶための特殊なタンパク質の生成
  • 余分なグルコースをグリコーゲンに変換して貯蔵する。(このグリコーゲンは後にグルコースに戻されてエネルギーになる)。)
  • 必要に応じてグルコースのバランスをとり、生産する。
  • アミノ酸の血中濃度の調整。アミノ酸はタンパク質の構成要素となる。
  • ヘモグロビンを処理して、鉄分を分配する。(肝臓は鉄を貯蔵する)
  • 化学物質や薬物を中和し無毒化する。
  • 毒物であるアンモニアを尿素に変換する。(尿素は、タンパク質代謝の最終産物の一つで、尿中に排泄される)
  • 血液中の薬物やその他の有害物質を排出する
  • 血液凝固の調整
  • 免疫因子を作り、特定の細菌を血流から取り除くことで感染症に抵抗する。
  • ビリルビンの排出。ビリルビンが蓄積すると、皮膚や目が黄色くなります。
  • 肝臓そのものの傷んだ部分を修復する。

肝臓が有害物質を分解すると、その副産物が胆汁や血液中に排泄されます。胆汁の副生成物は腸に入ります。胆汁の副産物は腸に入り、便となって体外に排出されます。血液中の副産物は、腎臓でろ過され、尿として体外に排出されます。

肝臓は、これだけの大仕事を担っている私たちのからだのとても重要な器官なのですから、私たちが肝臓にダメージを与えて肝臓が完全に機能しなくなれば、あらゆる不調を起こすこと、病気になることは明らかです。

そして、肝臓を完全に機能させるために、腸を洗浄し、キレイにしておく必要があるのです。

 

肝臓を痛めつける行為とは

『肝臓さえ完全に機能していれば、病気ならない。なりようがない。』

といわれています。

肝臓を完全に機能させるためには、まずは肝臓にダメージを与えることをやめて、キレイなピンク色の元気な肝臓に戻るサポートをしていく必要があります。

では、肝臓を痛めつける行為とは具体的にどんなものがあるのでしょうか?

  • タンパク質の摂りすぎ
    タンパク質の複雑な成分を代謝し、成分を単純化することは肝臓にとってかなりの重労働です。そのため、アスリートや筋肉づくりに短期的に特化している時期以外はタンパク質の摂取量には気をつけなければなりません。
  • 単純糖質の摂りすぎ
    砂糖やブドウ糖、果糖などの単純糖質を摂りすぎると、からだは肝臓内に脂肪分として貯蔵します。肝臓内に脂肪分がたくさん蓄積されると肝臓は固く重くなり、働きが悪くなります。これは近年急増している脂肪肝の大きな原因となっています。
  • 大食い
    たくさんのものを食べると、消化、分解、吸収に時間がかかります。これはからだにとってはかなりの重労働。さらにお酒まで飲んだ日には、多くの仕事を受け持っている肝臓の負担は相当なものです。 常にローフードだけの食事というのが必ずしも良い訳ではありませんが、きちんとしたローフードには生きた酵素が含まれています。食べものに含まれている酵素は、食べものそのものを消化・分解するのを助けてくれます。加熱したりさまざまな加工を施された食べものは、もともと含まれていた酵素が死んでいるため、食べものを消化し分解するための助けがなく、100%からだの力だけで消化や分解をしなければなりません。特に肝臓は、人間界でいえば、手助けなして休みなく500以上もの重労働を強いられるブラック企業状態です。
  • 薬物、薬品
    風邪薬や頭痛薬、胃薬など私たちが安易に飲んでしまう薬から、快楽のために飲むバイアグラなど、そしてビタミンなどのサプリまで、すべてのあらゆる薬物、薬品も、私たちがからだに入れたものはすべて消化器官の働きによって消化、分解、吸収されていますが、たとえばビタミンAのみの単品成分は自然界には存在しないとても不自然な物質です。たとえば、ビタミン類を多く含む野菜などの自然なものは、たとえ毒素があってもそれを分解したり解毒できる物質も混在しています。 ものすごく変な喩えですが、男性は女性の胸やお尻、性器などがとても好きですよね。キレイな人の美乳や美尻に大抵の男性のからだは反応するものですが、では、それらの美乳や美尻が道にポトっと落ちていたらどうでしょうか?よほどの変人でもない限りは、美乳だけが道端に落ちていたら気持ち悪いと思うし、当然からだは反応しないはずです。 肝臓にとっての薬物や薬品、不自然なサプリメントなどは、道端に落ちている美乳と同じようなもので、からだにとってはとても奇妙な物質であり、解毒の助けとなる成分も含まれていないため消化、分解、吸収するのがとても大変になってしまい、大きな負担になるのです。
  • お酒
    お酒を飲むことによって、肝臓に炎症を起こします。その結果、肝臓のフィルターとしての機能が衰えてさまざまなものを分解が不十分な状態で溜め込むことになり、それが長期的な損傷となって硬くなります(肝硬変)。そしてひどくなると肝臓の修復や再生ができなくなります。
  • 殺虫剤、重金属、毒素
    殺虫剤などのあらゆる薬品や重金属、毒素などは、水や空気にも含まれており、普通に生活しているだけで口からだけでなく、皮膚からも吸収されています。あらゆる食べもの、薬物、薬品などと同様にそれらも肝臓の働きによって消化・分解・吸収されます。そのため、キレイな水や空気という環境を整えることは、肝臓の働きのとても重要なサポートとなります。
  • 運動不足
    運動をすることで呼吸が活発になります。呼吸はからだの空気の入れ替えであり、できるだけ多くの新鮮な空気をからだに取り込んだ方が良く、突き詰めて考えれば運動はそのために行うべきものでもあるのです。 運動によって、からだの最大器官である肌から汗という形でデトックスができるため、肝臓への負担を軽減することができるのです。

この他にも、慢性的な栄養失調(現代人は飽食にもかかわらず、本当の栄養が摂れていません)、環境汚染による化学物質被曝、1992年以前の輸血、無防備なセックス、刺青やボディビアス、ウイルス感染、自己免疫疾患などによっても、私たちの肝臓は痛めつけられているのです。

 

肝臓の機能が衰えているサイン

  • 消化が悪い
  • 膨満感、ガス
  • 便秘
  • 肌や目が黄色くなる(黄疸の症状)
  • 酒さ様皮膚炎
  • 慢性疲労
  • 気分の落ち込み、不安感、憂鬱感
  • 濃い色の尿
  • 多汗
  • 食欲不振
  • 高血圧
  • 肥満
  • 花粉症
  • アレルギー
  • 関節炎
  • 糖尿病
  • 不妊症

 

胆のうの無実

もう一つ、私たちが知っておくべきことがあります。現代西洋医学では胆のうに胆石が溜まってくると、胆のうを切り落とされてしまいます。胆のうが勝手に溜め込んでいるのではなく、私たちが毒素の多いものを口に入れることによって肝臓が大量の胆汁を出し、それが胆石になって溜まっているのが原因なので、胆のうはまったく無実なのにもかかわらず、胆のうがあるから胆石が溜まるのだと悪者にされているようなものです。

胆のう摘出手術は頻繁に行われる手術のひとつで、アメリカ国内では年間50万人以上の人が胆のうを切り落とされています。患者としては女性の方が多く、男性の4倍となっています。

胆のうは本来、分泌された胆汁を貯蔵しておいて、脂肪を消化するときなどに適切なタイミングで出すために存在しているので、胆のうを取り除いてもなんの根本解決にもなりません。胆石は溜まらなくなっても、胆汁のコントロールをしてくれる人がいなくなってしまうため、結局肝臓の仕事を邪魔することになり、肝臓のパフォーマンスをさげることになってしまいます。

症状の出ている部位を切り取る手術は、人間界で言えば電話やメールで仕事上のクレームが増えてきたときに、電話やメールを無視したり、電話線やネット回線を切断するようなものです。なんの解決にもなりません。

 

胆のうを切ると・・・

  • 肝臓そのものがダメージを受け、胆石という症状が出ないままさらに肝臓自体が弱っていく。
  • 胆汁をコントロールする器官がなくなるため、コントロールされないまま腸内に胆汁が流れ込む。胆汁は本来少量しか必要ないものだが、大量に腸の中に流れ込むことで消化の邪魔になり、消化不全になってしまう。

発見が遅く、他に手の施しようがない場合には、西洋医学によって切除をするしかないかもしれません。でも、私たちのからだに備わっている器官に無駄なものなどあるはずはなく、人体の仕組みのすべてが解明されていない以上、からだの器官を切ったり取り除くような施術は極力避けるべきです。盲目的にお医者さんのことを信じて、お医者さんのメスを信じて、任せっきりにしてはいけません。

幸いにも、私たちは自分で肝臓の機能を改善することができます。日頃から食べるもの、口にするものを選ぶことで、肝臓自身が元気になって再生してくれます。現代ではまったく無害のからだに良いものだけに囲まれて生活するのはとても難しくなっていますが、できる範囲で気をつけながら、定期的に肝臓をクレンジングすることで2〜3週間ほどで体調が良くなったのを実感することができます。現代ではどうしたって不要なもの、有害なものも摂取せざるを得ませんから、正しいデトックス法を身につけ、働き者の私たちの肝臓を元気にしてあげましょう。

 

肝臓・胆のうクレンジングの準備

絶対的な大前提は、腸をキレイにすること。腸がキレイになっていないのに肝臓クレンジングをすると、肝臓から出た毒素が詰まって腸の中に充満してしまい、蓄積した毒素によって悪玉菌が繁殖し、さらに強力な毒素となってまた再吸収されてしまいます。腸がキレイになっていなければ肝臓クレンジングはできませんので、これまで話してきたあらゆる方法の中からいろいろと組み合わせ、自分に合う腸のクレンジング法を身につけてください。

便の状態などを見て腸がキレイになったことが確認できたら、いよいよ肝臓のクレンジングに入ります。

ところで、自然界の動物たちやペットの犬や猫たちを見ていると、体調が悪いときはエサを食べませんよね。消化や吸収に余計なからだの力を使わずに、からだのあらゆる機能を休ませ、全神経を回復に集中させているのです。

私たちは、「具合が悪くても食べられるものを少しでも食べなくちゃ」、などと教え込まれてきました。お医者さんにも「ちゃんと栄養のあるものを摂ってゆっくり休んでくださいね。」といわれますが、それは間違いですし、改めて思い返してみると、私たちも権威のあるお医者さんに向かって、「栄養のあるものって具体的に何を食べれば良いんですか?」なんて聞いたこともありませんね。聞かれてもきちんと答えられるお医者さんはほとんどいないはずです。お医者さんは病気についての専門家で、膨大な量の医学知識はもっていても、栄養学についてはほとんど学んでいないのですから。

私たち人間も他の動物と同じです。具合が悪い時、治癒にからだの全神経を集中させたい時には、食べてはいけません。

肝臓を再生させ、機能をよみがえらせるために、基本的に固形物や日常的な食事はしません。食事を摂らないことで消化器官の負担をやわらげながら、肝臓に良いとされる食材やハーブを搾ったジュースを飲みます。この野菜ジュースファスティングを行うことで、肝臓を蘇らせることができます。3〜5日間を年に2〜4回行うことがベストです。

肝臓と胆のうを助けるために

やってはいけないこと・・・肝臓に負担やストレスをかける食品はできるだけ摂らない。タンパク質や単純糖質、何らかの手が加えられて酵素が死んでいる食品の摂取、大食い

やるべきこと・・・固形物を食べない、野菜ジュースファスティング、消化の邪魔をしない、良質な消化酵素、タンパク質分解酵素を摂取する

摂るとよいもの・・・塩酸ベタイン、消化酵素、タンパク質分解酵素、ビーツとリンゴのジュース、マリアアザミ、タンポポの根、胡黄連(コオウウレン)、アーティチョークなど

日常的に行うことで肝臓のメンテナンスになり、毒素が溜まりにくくなります。以下の詳細を参考に上手に取り入れてみてください。

1. 食生活から有害な食品を取り除く

加工食品が多い食生活を送っていると、肝臓の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。肝臓に悪い影響を与えるのは、トランス脂肪酸(水素添加油)、精製された砂糖、コンビニエンス・フード、ランチ・ミートなどです。

トランス脂肪酸は、飽和脂肪酸が多く含まれています。また、保存性を高めるために、油の化学構造が変えられています。トランス脂肪酸を摂取すると、心臓病のリスクが25%以上も劇的に高まります。また、トランス脂肪酸は免疫系に問題を起こし、全身に炎症を引き起こすと考えられています。

硝酸塩と亜硝酸塩は、コンビニエンス・フードやファーストフード、ハムなどの加工肉などによく含まれており、深刻な健康状態との関連が指摘されています。これらの化学物質は、食品を長持ちさせたり、細菌の繁殖を抑えたり、色を保つための保存料として使用されています。このような食品は、すぐに肝臓に優しい健康食品に変えましょう。ちょっとした工夫で、家族のために肝臓の健康をサポートするヘルシーな食事を作ることができます。

オーガニックの鶏胸肉や七面鳥の胸肉を自分でローストして、お弁当や放課後のおやつに使うのもいいでしょう。ポテトチップスなどの加工食品は、新鮮なフルーツやキャロットスティック、ナッツ類、自家製グラノーラバーなどに変えましょう。

健康的な食事をすることに加えて、消化酵素が正しく機能しているかどうかを確認することが重要です。食べたものが胃に留まって消化される時間は約2〜3時間(肉や揚げ物など脂肪が多い食べものの場合は約4〜5時間)必要だといわれています。食後に妙な吐き気や、いつまでも胃が重たい感じが続くことなく、3〜5時間後にはしっかりと空腹を感じることが一つの目安になります。

肝酵素に問題があると、肝疾患の原因にもなりますし、クローン病などの他の消化器系の病気と関係がある場合もあります。

2. 生野菜のジュースを飲む

肝臓クレンジングを効果的に行うために必要な生野菜をすべて食べるのは難しいかもしれません。しかし、さまざまな種類の生野菜をジュースにすることで、新鮮な有機野菜の栄養素を簡単にたっぷり摂取することができます。好きではない野菜でも、生野菜ジュースにすることで案外美味しく楽しむことができますよ。

また、肝機能が低下している場合でも野菜をジュースにすることで、野菜が消化されやすくなり、吸収されやすくなるというメリットもあります。

肝機能の浄化に適した野菜は、キャベツ、カリフラワー、芽キャベツなどです。キャベツ、カリフラワー、芽キャベツに加えて、ニンジン、キュウリ、ビーツ、青菜などがあります。自分の好きな野菜を組み合わせてみましょう。

これらの野菜は、体内の酸度を下げて、より優しいpHバランスにしてくれます。パセリやミントなどの新鮮なハーブをお好みで加えれば、より美味しく飲みやすいジュースになるでしょう。

肝臓の健康を改善するには、まずはオレンジキャロットジンジャージュースを試してみましょう。研究によると、肝臓の浄化には新鮮な有機ニンジンが欠かせないそうです( s )。肝臓では、ベータカロチンがビタミンAに変換され、肝臓の脂肪を減らしながら体内の毒素を洗い流してくれます。

また、食物繊維が多く含まれているので、健康な消化管をサポートし、体内の毒素の排出を早めます。ショウガの根は、消化管を和らげ、腸内ガスを減少させ、強い抗炎症作用を持っています。新鮮なオレンジは、ピリッとした甘さを加えるだけでなく、ビタミンC、ビタミンA、ビタミンB6を豊富に含んでいます。

3. カリウムを多く含む食品を摂る

1日に3,500mgのカリウムを摂取していますか?おそらく、多くの人は足りていません。カリウムを多く含む食品は、収縮期血圧を下げ、コレステロールを低下させ、心臓血管系の健康をサポートするだけでなく、肝臓をきれいにする働きもあります。カリウムのサプリメントに誘惑されたことがある人は、代わりに以下の健康的な食品を食生活に取り入れましょう。

  • さつまいも

意外なことに、カリウムが最も豊富に含まれているのはバナナではありません。それはサツマイモです。中くらいの大きさのサツマイモ1本には、700mg近いカリウムが含まれており、食物繊維やベータカロチンも豊富です。 サツマイモのカロリーはわずか131kcalですが、ビタミンB6、C、D、マグネシウム、鉄分が豊富に含まれています。自然な甘さでありながら、糖分は肝臓を経由してゆっくりと血液中に放出されるため、血糖値の急上昇を引き起こすことはありません。

  • トマトソース

トマトに含まれるカリウムやその他の栄養素は、ソースやピューレ、ペーストにすることで大幅に濃縮されます。例えば、1カップのトマトピューレには1,065mgのカリウムが含まれていますが、1カップの生のトマトには400mgしか含まれていません。トマトソース、ペースト、ピューレを選ぶ際は、有機栽培のトマトのみを使用したものを選ぶようにしましょう。 自分で濃縮トマトソースを作るには、有機トマトを半分に切り、下向きにして皮がしなびるまで220度のオーブンで30分焼きます。オーブンから取り出して冷ましてから皮を剥いて、フードプロセッサーやミキサーにかけます。お好みで種を取り除いてください。その後、鍋で1~2時間かけてとろみがつくまで煮込みます。

  • ビーツ菜とほうれん草

抗酸化物質が豊富なビーツ菜には、1カップあたり1,300mg以上のカリウムが含まれています。ビーツやビーツ菜をフレッシュ野菜ジュースのレシピに加えたり、細かく刻んでサラダに加えたり、他の野菜のように軽くソテーしたりします。ビーツは胆嚢をきれいにし、胆汁の流れを良くします。 有機栽培の新鮮なほうれん草は、手軽に食事に取り入れることができ、ほうれん草のお浸し1食160gあたり約840mgのカリウムが含まれています。

  • 豆類

白豆、金時豆、リマ豆は、いずれもカリウム、タンパク質、食物繊維が豊富です。お気に入りのフムスのレシピで、ガルバンゾ豆をカリウムが豊富なこれらの豆に変えてニンジンスティックやセロリスティックと一緒に食べましょう。

  • モラセス

やや苦味があり、黒糖に似た濃厚で風味豊かな天然のモラセスシロップ20gには、1日の推奨摂取量の約10%のカリウムが含まれています。カリウムの他にも、鉄分、カルシウム、マンガン、銅などが豊富に含まれています。 他の天然甘味料の代わりにモラセスを食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。バーベキューソースや、朝のオートミールやキヌアのお粥にも使えます。コーヒーにティースプーン2杯入れると、酸味を抑えつつ、コーヒーのコクを増すことができます。

  • バナナ

こに挙げた他の高カリウム食品と比較すると、バナナ1本(90g)あたりの320mgのカリウムは、大したことがないように思えるかもしれませんが、バナナは消化を助け、体内の毒素や重金属を排出する働きがあります。

※腎機能が弱っている場合は、カリウムを多く含む食品を控えめ(1,500〜2,000mg以内)にしてください。

4. コーヒー浣腸

良質なオーガニックコーヒーを使ったコーヒー浣腸には、便秘、疲労回復、肝臓の解毒に効果があります。コーヒーが腸内に保持され液体が腸壁を通って肝臓に入ることで、胆汁の流れを増加させる刺激となり、胆嚢と肝臓の両方を活性化させます。これによって、体内に蓄積された毒素を排出する強力な洗浄成分であるグルタチオンの生成が促進されます。毒素を洗い流すことは、毒素を蓄積させずに素早く体外に排出するためにとても重要なことです。

浣腸は大腸の下部を対象としており、腸全体を対象とするコロニクス(腸内洗浄)とは異なり、自宅で行うことができ、専門家が自宅で行います。

大さじ2杯のオーガニックコーヒーを3カップの水と一緒に鍋に入れ、沸騰させます。15分ほど静かに煮出し、冷まします。この混合物をチーズクロスやコーヒーフィルターなどで濾して浣腸キットに入れます。コーヒーを腸内に10~15分間保持し、その後排泄します。

初めのうちは保持するのは容易ではありません。また、自分で行える代わりに自己責任での衛生管理や加減がとても大切です。取り組む際には、十分に注意しながら行いましょう。

過去に浣腸を使用して合併症を経験している場合は、コーヒー浣腸を自分で実行しようとする前に医師に相談することをお勧めします。また、妊婦や子供はカフェインの影響を受けやすいため、コーヒー浣腸は通常推奨されません。

5. 肝臓をサポートするサプリメントを摂取する
  • ミルクシスル(マリアアザミ)

ミルクシスルは、解毒ハーブの「王様」と言われており、肝臓のクレンジングに最適なハーブです。ミルクシスルは、重金属、処方薬、環境汚染物質、アルコールなどが肝臓に蓄積されるのを防ぎます。 また、化学療法や放射線治療後の肝臓への悪影響を軽減する効果もあります。研究によると、有効成分のシリマリンは、肝臓の細胞壁を強化し、健康的な再生をサポートします。 ミルクシスルは、サプリメントや、肝臓を浄化するデトックスティーとして摂取することができます。

  • タンポポの根

毎年春になると庭を占領するタンポポは、家主の多くが嫌う花です。しかし、タンポポの花とその根には、ビタミンとミネラルがたっぷり含まれているのです。 タンポポの根には天然の利尿作用があり、肝臓の毒素をより早く排出することができます。また、免疫系の強化、血糖値のバランス、胸焼け、消化器系の不調を和らげる効果もあります。 タンポポと同じ植物であるゴボウは、血液をきれいにすることで体内の毒素を排出し、肝機能をサポートします。ミルクシスルと同様に、タンポポの根とゴボウの根も、サプリメントやデトックスティーとして摂取することができます。

  • ウコン(ターメリック)

ウコンは、関節痛の軽減、効果的な抗うつ剤、消化促進、健康的な血糖値バランスの回復、健康的な肝組織と肝代謝のサポートなどの効果があります。 現在、研究者たちは、アルツハイマー病、がん、うつ病、変形性関節症、乳房の健康、前立腺の健康、慢性的な痛みなどのような病気や症状に対する様々な健康効果を求めてウコンを研究しています。

  • 肝臓サポートサプリメントの組み合わせ

ミルクシスルシード、タンポポの根、ビートの根、ブプレウルムの根(柴胡サイコ)など、肝臓の解毒や健全な肝機能を助け、抗炎症作用のある主要な植物を組み合わせた肝臓サポートサプリメントを購入することもできます。

6. 本物のレバーまたはレバータブレットを摂取する

良質で若くて健康な牧草飼育の牛や鶏の肝臓には、ビタミンA、B、葉酸、コリン、鉄、銅、亜鉛、クロム、CoQ10などが豊富に含まれています。レバーは、私たちが食べることのできる食品の中で最も栄養価の高いものの一つです。

レバーを食べることに抵抗がある場合は、牛の肝臓の錠剤を飲むことができます。ホルモン剤、農薬、抗生物質を使用していないことが保証されているサプリメントを探しましょう。

上記のような健康食品やサプリメントに加えて、24時間の短い肝臓クレンズから始めることで、肝臓に活力を与えることができます。この短いクレンズを行う1週間前には、以下の食品を意識して摂るようにしましょう。

ケール、キャベツ、レタス、カリフラワー、ブロッコリー、芽キャベツ、柑橘類、アスパラガス、ビーツ、セロリ

加工食品は一切避け、放し飼いの有機肉、精製された炭水化物やグルテンは控えめに食べましょう。このような準備をすることで、肝臓クレンジングをスムーズに行うことができます。

 

肝臓クレンジングアプローチ

雑巾を絞るように、肝臓に溜まった余分や脂肪やコレステロール、毒素、薬品、重金属のカスなどを絞り出し、便として排泄することで肝臓、胆のう、腎臓の機能の回復を図ります。毒素の量によってはかなりキツイ頭痛などを感じる場合もあり、やや辛い5日間になりますが、クレンジング後は視力や嗅覚などの五感、ジャンプ力などの運動機能、集中力、記憶力、思考力など人間のあらゆるすべての機能の高まりを実感することのできるとてもパワフルなデトックス法です。

何度も言いますが、腸がキレイでなければ、肝臓から押し出された毒素はうまく排泄されずにまたからだの中に逆流することになってしまいます。そうなると頭痛や吐き気などを引き起こしてしまいますので、くれぐれも腸をキレイにしてから取り組んでください。腸をキレイにするには最低でも30日、あまりにも汚れがひどい場合には60日以上かかることもあります。それぐらい私たちの腸はひどいことになっているのです。

クレンジング期間はできれば5日間。この間は、毎朝肝臓・胆のうクレンジングジュースを飲みます。ハーブティーやデトックススープ、野菜ジュースなどはお腹が空いたら飲みます。日頃1日3食の人は、朝食をクレンジングジュース、昼食をハーブティーや野菜ジュース、夕食をカリウムスープに置き換えるイメージです。

毎朝の便の様子を確認してみてください。いつもとは違う便の色や、胆石が溜まっている人は2000個ぐらいの緑色ぽい胆石が出ます。白いつぶつぶ(コレステロールの塊)の他、目には見えない毒素も排出されます。

あまり毒素が溜まっていない場合には、目に見えて分かるようなモノは出ないかもしれませんが、クレンジング期間終了後には五感が研ぎ澄まされたような感覚を実感することができるはずです。

クレンジング中は今回ご紹介するレシピのほか、キレイな水をたくさん飲んでください。

肝臓・胆のうデトックスドリンク

  • コップ1杯のキレイな水
  • ニンジン 1本
  • リンゴ 1個
  • レモン 1個
  • ニンニク1〜5かけ(1日目1かけ、2日目2かけ・・・5日目5かけと増やしていく)
  • オリーブオイル大さじ1〜5杯(ニンニクと同様に1日大さじ1杯ずつ増やしていく)
  • ショウガ2.5cmかけ

以上をスロージューサーで絞ってジュースにする。
肝臓には脂肪分が入ってくると収縮する作用があるため、1日中脂肪分を摂らずにジュースでいきなりオリーブオイルの脂肪分が入ってくることで肝臓が驚いて反応し、普段以上に一気にギューっと溜まっているものを絞り出す。

2〜3日目から、これを飲むと食道や胃のあたりがギューっとなりますが数分でおさまります。このレシピは相当パワフルなのでレシピ通りにニンニクやオリーブオイルを増やしていくのはかなりキツイかもしれません。どうしても厳しい場合は、無理せずできる範囲で取り組んでみてください。スロージューサーで搾った搾りたてのジュースを生活に取り入れるだけでもかなり大きなからだの変化を感じられるはずです。最低でも年に2回以上行って少しずつ長期的にからだを整えていくと考えて、からだの声に耳を傾けながら(徐々に拒否しなくなってきます)行うことも一つの手です。

その他、昔から腎臓に良いとされるクランベリージュースもおすすめです。本物の100%クランベリージュースは少しだけ渋くてものすごく酸っぱいです。

また、肝臓クレンジングの前の1週間は、準備期間として秘密のデトックスドリンクもお試しください。エネルギーを高め、肝臓のデトックスとクレンジングを助けます。このレシピでは、アップルサイダービネガー、レモンジュース、カイエンペッパー、シナモン、水を使います。

【秘密のデトックスドリンク】 秘密のデトックスドリンクの作り方は簡単です。解毒作用のある果物や野菜、ハーブなどを使って、体の機能を正常に保つためのビタミンやミネラルを摂取することができます。最高のデトックスドリンクを飲んだ後は、体が軽く、爽やかで、頭がスッキリしていることに気づくかもしれません。 秘密のデトックスドリンクのレシピは、自然に炎症を抑え、エネルギーを高め、消化をサポートし、肝臓を浄化し、腸の健康を促進するのに役立ちます。 デトックスドリンクは、ビタミンやミネラルを補給しながら解毒を促す生野菜、果物、ハーブを摂取するのに特に有効です。デトックスドリンクの多くは、レモンジュース、リンゴ酢、キュウリ、葉野菜、ベリー類、ショウガ、ハーブ、メロンなど、家にある材料で作ることができます。また、デトックス効果のある水割りを作って、一日中飲むのもいいでしょう。 体が重くてだるいと感じている人は、こちらのデトックスドリンクを飲んでみるといいかもしれません。体内の毒素が排出され、頭がスッキリして元気になります。しかも、こちらのレシピはミキサーやジューサーを必要せず、材料も手軽なものばかりで簡単に作ることができます。 疲労感、気分の落ち込み、腹部の膨満感、痛みなどの原因となる有害物質の過剰摂取を避けるためには、デトックスドリンクを使って体を浄化するのが良いでしょう。数分で作れるシンプルなドリンクレシピです。爽やかで元気が出るので、ぜひ試してみてください。
<主な材料> デトックスドリンクには、デトックスに最適な成分が含まれています。 ・アップルサイダービネガーは、代謝と消化機能を向上させ、肝臓とリンパ系を浄化する働きがあります。 ・レモンジュースは、体をアルカリ性にする効果があり、pH値を調整するのに役立ちます。レモン水を飲んだり、飲み物やジュースに加えたりすることで、エネルギーレベルの向上、体内のデトックス、ビタミンCによる肌のつや出し、免疫機能の向上などの効果が期待できます。 ・シナモン、カイエンペッパー、ショウガには、炎症を抑えたり、消化を助けたり、代謝を高めたりする治療効果のある成分が含まれています。これはダイエットにも役立ちます。例えば、ジンジャーティーが人気の理由はここにあります。ジンジャーティーには、健康を増進し、デトックスを促進する貴重な成分が含まれています。 デトックスドリンクには、生のハチミツが欠かせません。生のハチミツは栄養価の高い天然の甘味料なので、私は健康飲料やデトックススムージーのレシピに生のハチミツを加えるのが好きです。このドリンクに少し甘みを加えながら、抗酸化物質で体に栄養を与えてくれます。
<デトックスドリンクの作り方> ①まず、350〜450ccの水を温めます。 ②お湯にリンゴ酢を大さじ2杯入れます。 ③次に、生姜のすりおろしを小さじ1/2~1杯、シナモンを小さじ1/4杯、カイエンペッパーを1回分入れます。 ④最後の2つの材料は、レモン汁大さじ2と生ハチミツ小さじ1です。これはオプションですが、飲み物に少し甘みを加えます。 ⑤すべてをかき混ぜると、デトックスドリンクの完成です。私はまだ温かいうちに飲むのが好きですが、どんな温度でも飲めます。 より強力なデトックスのためには、1日3回、食事の20分前にこのデトックスドリンクを飲み、2週間かけて毒素を洗い流すことをお勧めします。手軽に体をきれいにしてエネルギーを高めたい方は、1日1回、朝食か昼食の前にこのドリンクをお召し上がりください。

肝臓に栄養を与えるハーブティー

  • タンポポの根(メイン)


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    ハーブティーとして飲むのはもちろん、スープに入れて煮込むとゴボウのような感じで美味しく食べられます。利尿作用にすぐれており、むくみ予防、消化不良や便秘解消にもおすすめです。フライパンで焦がさないようにから煎りしてから、ミルなどでパウダー状にしてコーヒー用フィルターで抽出するとタンポポコーヒーになります。1杯分5gが目安です。

  • ショウガ
  • シナモン
  • ゴボウの根
  • トクサ
  • ウバウルシ(別名:ウワウルシ・クマコケモモ・ベアベリー)
  • パセリの根
  • ジュニパーベリー

肝臓トニック(おすすめブレンド)

  • マリアアザミ
  • タンポポの根
  • 胡黄連(コオウレン)
  • アーティチョーク
  • ビーツ

さらに本格的にやりたい人は、ニガヨモギ、黒クルミなど寄生虫を殺す作用のあるものを追加するのもおすすめです。

デトックススープ(レシピPDF)

ファスティングによってフラフラしたり頭痛が起こるのを防ぎます。抗酸化力の高い食材がたっぷりなのでファスティング中に病気になるのを防ぎます。

味付けはしませんが、素材の旨味たっぷりです。材料の量にたまげるかと思いますが、効果もひとしおです。少しずつ加減を見ながら調整していかれることをおすすめします。肝臓クレンジングだけでも年2〜4回、腸や腎臓のクレンジング、それ以外のメンテナンスのために週末断食をする際にもおすすめです。

1時間以上煮込めば、素材の栄養素たっぷりのスープが出来上がります。我が家では材料を放り込むだけであとは放ったらかしでちょうど良い加減のスープができるスロークッカーを使っています。

必要な分の固形物を除いた上澄みスープを別の容器に入れて冷蔵庫で冷やして保管し、デトックス期間中好きなときに飲みます。

野菜ジュース

ニンジン、小松菜などの緑黄色野菜を中心にしたジュース。お店で購入したものではなく、自分でスロージューサーで絞ったもの。

素材の栄養素を壊さずにぎっしりタップリ絞り出す。しかも手入れが楽チンで今ならレシピブック3冊と選べるプレゼントつき、送料無料の手頃な人気モデル安心無償10年保証のコールドプレスジューサーはこちら!

まとめ

腸をキレイにし、肝臓・胆のうクレンジングを行うことで、農薬、薬、重金属、ガン治療の名残などを体内から排出し、結果的にからだが健康的に蘇ります。

ファスティング(固形物を食べない)はからだを蘇らせるためのとてもパワフルな方法ですが、その分、からだへの負担もとても大きいものでもあります。体調や体質、からだの様子を見ながら、年に2回、または定期的に24時間(週末ファスティングなど)のクレンジングを行なってみてください。

また、クレンジング期間にかかわらず、加工食品などは少しずつ避けるようにすると、より効果を実感することができます。クレンジングを繰り返すうちに味覚や嗜好が変わり、加工食品などは徐々に欲しなくなり、野菜や複合炭水化物などを美味しく好んで食べられるようになります。

口から肛門までを消化器官と言いますが、口→食道→胃→十二指腸→肝臓、胆のう、腎臓→腸→肛門という一連の超ハイスペックトンネルで、健康な状態であればお互いに絶妙のタイミング、阿吽の呼吸で仕事をしてくれています。良くも悪くもどこか一部分だけを操作することは本来できないはずなのです。今回のクレンジング法では、肝臓に蓄積しているあらゆる毒素を押し出して排出することで、消化器官の一連の流れが澱みや滞りなくスムーズになり、相乗的にからだ全体のパフォーマンスが向上するのです。

そのような大まかなイメージを持ちながら取り組んでみてください。

何度も繰り返しますが、デトックス中はご紹介したレシピのほか、キレイな水をたくさん飲んでください。

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