スッキリするための唯一の方法

ほとんどのお医者さんが知らない理由

毎日の排便に医学的な根拠はなく、週3〜5回の排便があれば普通で、排便の回数が週3回未満の場合に『便秘』と診断されます。それが伝統医学における信念となっているために、多くのアメリカ人が診断されていない便秘と有毒物質によって腫れた結腸に苦しんでいるのも不思議ではありません。

FDA(アメリカ食品医薬品局)は、平均的なアメリカの成人の腸には日によって2〜10kgの糞便が堆積していると推定し、特に健康的な問題とは捉えていません。

結腸内で腐敗した糞便には、高レベルの有害な毒素と(病原性の)細菌が含まれています。それらが血液に入ってしまうと、全体を巡りながらからだ全体に健康上の問題を引き起こす可能性があります。

結腸の健康の先駆者である故ジョン・ハーヴェイ・ケロッグ医師によると、『結腸の腐った糞便が現代病の90%の原因』といわれているです。

 

自然なお通じがなくなった理由

便秘のもっとも一般的な原因は以下の通りです。

1.行きたいという衝動を無視する

一日中仕事や買い物で忙しい時や、家族や友だちと過ごす時は、便意を催してもトイレを我慢してしまうことがあります。

からだは、腸の最終部分の直腸が便でいっぱいになると便意を感じるよう脳に信号を送ります。その信号を無視すると直腸は出そうになっていた便はS状結腸に戻され水分を吸収されるため、乾燥して固くなり排便が困難になります。

 

2.繊維不足

食物繊維は便のカサを増やして腸内を移動しやすくします。繊維が不足している食事はその逆の効果があります。加工食品は通常、カロリーは高いですが栄養価はほとんどありません。欧米食や加工食品はカサがないため腸内を通過するのに時間がかかり、ゆっくり移動している間に水分が吸収されるため固い塊に簡単に圧縮されます。その結果、結腸の筋肉が疲れてしまい働きが弱くなります。

食物繊維というと『繊維』という言葉から、細い糸のような、スジ状のものをイメージされがちです。しかし『ネバネバ』するものから、水に溶けて『サラサラ』した状態のものまで、多くの種類があります。特定保健用食品で『おなかの調子を整える食品』として認められている成分の多くが食物繊維です。

食物繊維は『人の消化酵素で消化されない食物中の難消化性成分の総体』と定義されています。言い換えると、たんぱく質・脂質・炭水化物などは、消化管の中で消化酵素によって分解(消化)され、小腸から体の中に吸収されていきますが、食物繊維はこの消化酵素の作用を受けずに小腸を通過して、大腸まで達する成分です。水に溶けないセルロースやリグニン、水に溶けるペクチンやアルギン酸などの成分があります。さらに消化されにくい性質を持ったデンプン(難消化性デキストリン)、オリゴ糖などの成分も含まれます。はたらきとして、便の体積を増やす材料となるとともに、大腸内の環境を改善する腸内細菌に利用され、これらの菌を増やすことが明らかとなっています。

1950年頃の日本人の平均食物繊維摂取量は、日本の昔ながらの食事(一汁三菜や玄米菜食中心)によって、1日に必要な食物繊維量を充分に摂れていたため、便秘や大腸ガン、憩室炎などはほとんどありませんでしたが、現在の欧米食主体の食事では充分な食物繊維を摂ることは到底できません。

厚生労働省策定の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、一日あたりの「目標量」(生活習慣病の発症予防を目的として、現在の日本人が当面の目標とすべき摂取量)は、18~64歳で男性21g以上、女性18g以上となっています。

欧米においては一日あたり24g以上の摂取で、心筋梗塞、脳卒中、2型糖尿病、乳がん、胃がん、大腸がんなどの発症リスク低下が観察されるとの研究報告があります。食物繊維は、体内でコレステロールから作られる胆汁酸の体外(便中)への排泄を促進し、血中コレステロール値を下げます。また食後の糖の吸収をゆるやかにし、血糖値の急激な上昇を抑える作用があります。さらに便の量を増加させるとともに、腸内の腸内細菌のうち、ビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌の割合を増やし、腸内環境を良好に整える作用も知られています。

体のサインから見た食物繊維の必要量は「一日に一回、規則的に排便がある」ことがひとつの目安になります。この状態である人の排便量は、一日に約150g(見た目ではMサイズの鶏卵で約3個分)であることがわかっています。まずはこの便量を作り出すための食物繊維を食事からとれているかが重要です。

食物繊維は、魚介類や肉類などの動物性食品にはほとんど含まれず、植物性食品に多く含まれます。食物繊維を手軽にとりたい方へお勧めするのは、主食の穀類からとる方法です。一日のうち1食の主食を玄米ごはん、麦ごはん、胚芽米ごはん、全粒小麦パンなどに置き換えると、効率的に食物繊維が摂取できます。また、豆類、野菜類、果実類、きのこ類、藻類などにも多く含まれています。食品で見ると、そば、ライ麦パン、しらたき、さつまいも、切り干し大根、かぼちゃ、ごぼう、たけのこ、ブロッコリー、モロヘイヤ、糸引き納豆、いんげん豆、あずき、おから、しいたけ、ひじきなどは、1食あたり摂取する量の中に食物繊維が2~3gも含まれています。効率的に食物繊維をとるには、これらの食材を毎日の食事の中に上手に取り入れると良いでしょう。

穀類に含まれる食物繊維量

野菜に含まれる食物繊維量

きのこに含まれる食物繊維量

果物に含まれる食物繊維量

豆類に含まれる食物繊維量

海藻に含まれる食物繊維量

食物繊維が不足しているかどうかは、便でチェックすることができます。

毎日排便があることを前提として、理想的な便の3つの条件は、

  1. 色が黄色っぽい
  2. バナナ2本分の量で、程よいやわらかさ
  3. トイレの水に浮く

これらの条件を満たしていれば、食物繊維は足りています。毎日の健康管理の一環として、便の状態チェックを習慣にしましょう。

3.病気のため

ほぼ3人に1人の糖尿病患者が便秘に苦しんでいます。これは、糖尿病がぜん動運動を制御する腸管の神経を含む全身の神経を損傷するためです。この神経損傷は、腸を通過する便の通過時間を遅くするか完全に停止させ、便秘、宿便、および有毒による結腸の腫れを引き起こします。

うつ病も便秘になりやすいもう一つの病状です。ある研究では、便秘の患者の3分の1がうつ病であることが分かっています。研究者たちはうつ病はすべての身体的プロセスを阻害すると結論づけています。また、抗うつ薬はぜん動運動を妨げ、便秘を引き起こします。

 

4.オピオイド(非麻薬)鎮痛剤の使用

オピオイド鎮痛剤を使用する患者の大多数は、何らかの形の便秘に苦しんでいます。これは、オピオイドが蠕動を妨害し、腸内の交通を停止するためです。これにより、下剤を使用しても、便が固くなり、動かなくなります。

オピオイド鎮痛薬(非麻薬)の医療用医薬品(処方薬)
外用薬:挿入剤
外用薬:貼付剤
注射薬:液剤
内用薬:錠剤

引用元: 日経メディカル|処方薬事典

 

5.その他の薬

便秘を引き起こすことが分かっている他の薬には、アセトアミノフェン(タイレノール)、抗コリン作動薬、抗ヒスタミン薬、抗精神病薬、カルシウムチャネル遮断薬、ベータ遮断薬、利尿薬、および非ステロイド性抗炎症薬が含まれます。

あらゆる薬は、からだの機能を阻害します。また、悪玉菌だけでなく善玉菌までも殺してしまうため、腸内は荒れてしまい正常な働きが行われなくなります。

 

6.老化

70歳以上の成人(高齢者)のほとんどが便秘です。これは、消化が遅い、身体活動が低下している、食物繊維および水分摂取量が足りない、そしてより多くの薬を服用しているなど、多くの要因によるものです。病院や高齢者施設に収容された高齢者の70%以上が毎日下剤を使用しています。

 

7.性別による

女性は男性の2〜3倍慢性便秘になる可能性があります。これは消化機能に対するホルモンの影響によるものです。

 

8.ストレス

中枢神経系(脳と脊髄)と腸管神経系と呼ばれる腸のいわゆる「小脳」との間には直接的なつながりがあります。ストレスを感じると、排便の規則性に影響を与えるだけでなく、ガス、膨満感、腹部の不快感を引き起こす可能性があります。

 

9.下剤への依存

不快感や腹部の重さに嫌気が差して、多くの人は刺激性の下剤を服用します。これらは腸壁を刺激してぜん動運動を促しますが、その他の多くの薬と同じように便秘の根本原因を解決するものではないため、本当の意味で便秘を治癒する働きはありません。

さらに、繰り返し下剤を使用することで「下剤耐性」が起こり、より刺激の強い下剤を多用することになり、それらの薬が腸の神経を損傷するために、さらに自然なお通じを阻害することになります。

世界的に有名なメイヨークリニックの医師は、「特定の下剤を数週間または数か月にわたって頻繁に使用すると、結腸の自然な収縮能力が低下し、実際に便秘が悪化する可能性があります。重症の場合、下剤の乱用は大腸の神経、筋肉、組織に損傷を与える可能性があります。」と警告しています。

 

座薬や浣腸では無理

私たちの結腸の長さはおよそ1.5メートルありますが、座薬や浣腸によってきれいにできるのは、結腸の入り口の直腸部分だけです。残りの大部分はキレイにならないどころか、まったく影響されません。

固くこびりついた糞便や有毒物質によって腫れた結腸がある場合、通常の下剤または浣腸でそれらの汚れを取り除くこともその部分に治癒のための働きかけをすることも不可能です。

それらを取り除いて、本来のピンク色のキレイな結腸を取り戻すためには直腸よりも奥にある結腸の洗浄が必要です。

結腸洗浄をすることで、

□結腸の組織を窒息させている固くこびりついた糞便や有毒物質などの老廃物を浮き上がらせて緩め、結腸の腫れを癒やします。

□自然なぜん動運動を再活性化し、この有毒な蓄積物を腸の壁から取り除くことができます。

□固くこびりついた有毒ガスを発生させる汚れを水分によって浮き上がらせ、やわらかくふやかして、腸の中の移動を容易にして排出させます。

□さまざまな薬品や刺激性の下剤によって炎症を起こした腸の組織を落ち着かせて、依存性のない自然のもので健康な腸壁や神経終末を取り戻します。

 

目を疑うような排泄物

正しいステップで優れた結腸洗浄をきちんと行うと出てくるものを見ると、きっと驚かれることでしょう!この世のものとは思えないような凄まじい臭いを放ち、まるでヘドロにまみれたビニールチューブのようなものが、腸壁の形で排泄されます。

これまではこのビニールチューブのような汚い膜を通った栄養を吸収していたのです。恐ろしすぎます。アプローチによってはこれらが細切れになって複数回にわたって繰り返し排泄される場合もありますが、これらが排泄されることで、完全に「空になった」と感じることができます。

このヘドロまみれの汚物を排泄するために、ひどい腹痛や緊張感、うめき声を上げる必要もありません。優れた結腸洗浄によって、汚れをふわふわと浮き上がらせてスルッと簡単に滑り出させることができます。これらの層に含まれる毒素や粘液、バクテリアや寄生虫までも一緒に排泄することができます。

優れた結腸洗浄を行うことで、これまでの下剤や浣腸などとはまったく比べものにならないぐらいの『スッキリ感』と『軽さ』を感じることができます。排泄を終えるとすぐに、お腹がこれほど薄く平らに見えることに多くの人が驚いています。

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