我が家では、子どもたちに毎月1日ずつ『お母さん体験』として、掃除・洗濯・夜ご飯の食事の準備と後片付けをしてもらっています。
『お母さん体験日』を始めたのは、掃除・洗濯・食事の準備や後片付けをしてもらうことが当たり前になってほしくなかったからです。
ご飯の時間近くになると何となくダイニングに集まって、手伝いもせずに各々のスマホやタブレットで好きなものを見たりゲームをしたり…食事が出てきたら食べて片付けもしないで散っていく…なんか違う気がする。食べることは生きること。感謝の気持ちがあれば箸やお皿を運んで並べたり、ご飯をよそったり、食べたものを流しに運んで水につけておいたりするべき!そんな風に思って最初は少しずつ、様子を見て励ましたり褒めたりしながら始めました。
長男は昔から料理が好きだったので、台所での動きはまあまあスムーズですが、後片付けが苦手でした。
「料理をしながら手が空いた時に片付けをすると後が楽だよ。」
とアドバイスしてからは、そのあたりも上手になりました。
次男は自信のないことにはあまり手を出さないタイプで、料理などはあまりしてきていませんでしたが、りんごの皮むきなど興味のあるところから始めて少しずつ自信を持つように。掃除は取り掛かると一番丁寧にやります。
三男は、末っ子なのでやってもらうのが当たり前な意識が一番強く、あまり手伝いをしない子でしたが、頭が良く、やれば一度で覚えるのでそのあたりを特に褒めながら、一緒に台所に立ってやっているうちに楽しさを知った様子。
「料理って良い気分転換になるね。」
なんて言いながら、けっこう完璧主義でちゃっかりものなので、上の子達の様子をよく見て取り組んでいます。
この『お母さん体験』を始めてから、それを毎日やっていることは大変なことという理解が深まり、みんなでやれば早く終わるからと、日頃から家事を手伝ってくれるようになりました。
肝心な写真を撮り忘れたのですが、今月子どもたちが準備してくれた食事は、
長男【我が家流ミートパトラ】
ミートパトラは、孤独のグルメシーズン8の第2話、高井戸のEATさんのメニューで、EATさんには行きたいと思いながらもなかなか行けていないのですが、想像で作ってみたら美味しくて、子どもたちもみんな大好きなメニューです。
ピリッとした辛さとチーズに、とろっとした半熟玉子が美味〜♪
<材料>
・合い挽き肉 800g
・玉ねぎ(みじん切り) 1個
・マッシュルーム(スライス) 1パック
・ピザソース 1カップ
・水 300cc
・顆粒コンソメ 1本
・カイエンペッパー 適量
・塩胡椒 適量
・卵 4つ
・とろけるチーズ 適量
<作り方>
1.フライパンに何も引かずに合い挽き肉を炒める。
2.ひき肉に火が通ったら、大量に出ている油を捨てて玉ねぎとマッシュルーム、塩胡椒を加えて炒める。
3.ピザソース、お好みの量のカイエンペッパー、水、顆粒コンソメを加えて5分ほど煮込む。
4.味を見て、塩胡椒で整える。
5.木べらでくぼみを作ったところに卵を落とし入れ、とろけるチーズをまぶして蓋をする。
6.卵は半熟で、チーズがほどよくとろけたら出来上がり♪
使ったピザソースはこちら。ハーブがきいてて美味です。
次男【和定食】
焼き魚が大好きな次男は、始めから和食メニューと決めていて、買い物に行って悩みながら今回はさんまを選んでいました。長男は大根おろしが苦手でしたが、みんなが美味しい美味しいというのを聞いているうちに口に入れて食べられるように^^
・さんまの干物
・大豆たんぱくの唐揚げ
・フライドポテト
・ご飯
・玉ねぎとわかめのお味噌汁
三男【唐揚げ】
三男はみんな大好きな唐揚げでポイントアップを狙う。我が家は塩と生姜の味付けですが、今回は塩麹も使用。長男曰く、これまでに食べた中で一番美味しい唐揚げだったそうです。
・唐揚げ
・キャベツの塩にんにく和え
・ご飯
・大根と豆腐と油揚げのお味噌汁
自分たちで作るとやっぱり美味しいみたいで、いつも以上にテンション高く、にぎやかな食卓になります♪今回三男の用意してくれた食事はファスティング中のため食べられませんでしたが、味噌汁の上澄みだけいただき、唐揚げはちゃっかり冷凍してとってあります。食べるのが楽しみです♪