麻がつないでくれた、栃木とのご縁と未来

自然素材の衣食住と、心と身体の調和

を大切にした暮らしを目指してきた中で、私の心に深く響いた植物——それが「麻」でした。

麻は、古くから神事にも使われる神聖な植物であり、人と自然が共に生きる知恵が凝縮された存在だと、私は感じています。

その麻を、自らの手で自然栽培したい。

そんな思いが湧き上がったのは、暮らしを見直し、心身の健康を取り戻すための旅の中でした。

 

「育てたい」という想いと、現実とのギャップ

麻は、根を大地に深く張り巡らせ、土壌をふかふかに育ててくれる植物です。

その浄化力や土壌改善力、そして祓いの力に私は惹かれました。

しかし、日本で麻を育てるには厳しい制限があります。許可制であることに加えて、農地の確保や法的なハードルも高い。

有名な麻農家さんのところを訪れたり、自然栽培の里山農家さんや自然食品店のオーナーさんと、次々とご縁がつながっていく中で、「自分が育てること」よりも「麻を大切に育ててくれている人を応援すること」こそが、私の役割だと気づいたのです。

——「自分で育てる」ことを目指すのではなく、

「すでに育ててくださっている方を応援する」という選択。

その切り替えが、私にとっての大きな転機でした。

 栃木とのご縁、そして麻農家さんとの出会い

そんな中で導かれるように出会ったのが、栃木県の麻農家さん。

自然栽培で麻を種まきから収穫まで大切に育て、その畑では、同じく自然栽培でお米も育てているとのこと。

初めてそのお米を食べたとき、私は驚きました。

スーッと身体に入ってきて、心までもが整っていくような感覚。

まさに「身体が喜ぶ」ごはんでした。

それは麻の根が育んだ土壌、

そして自然のリズムの中で生きる人の手によって生まれた、

生命力そのものでした。

自然の恵みを、みなさんのもとへ

今回のマルシェでは、そんな麻農家さんの手がけた自然の恵みをお届けします。

■ 麻の光(玄米)

神聖な麻が育った畑で収穫された自然栽培のコシヒカリ。

小粒でほんのり甘く、噛むほどに旨味が広がります。

数量限定・市場には出回らない貴重な逸品です。

■ 玄米甘酒

「麻の光」の玄米と米麹だけで醸した優しい甘さ。

砂糖不使用、発酵の力で身体にやさしい一杯です。

■ 麻炭

麻の殻を焼成した炭は、備長炭の4倍もの多孔質性。

強力な吸着力で、空間や身体をクリアに整えてくれます。

■ 精麻(ご予約限定)

黄金に輝く、無農薬・無化学肥料で育てられた精麻。

長さ160~180cm、重さ10~11g。神聖さを感じる美しさです。

当日はサンプル展示、予約のみの販売となります。

わたしの役割、「つなぐ」こと

私は、自然素材で心地よく生きる人たちと、その素材を大切に育ててくれている人たちとを**“つなぐ”**橋渡し役として、これからもこうしたご縁を届けていきたいと考えています。

この麻農家さんの誠実な暮らしと自然への敬意が、一粒のお米、一枚の精麻から、きっと感じていただけると思います。

“麻”から広がった、いのちのめぐり──心と身体をととのえる自然の恵みに出会う旅
「自分自身のことを、大切にできているだろうか」そんな問いが、私の中で芽生えたのは、日々の不調と向き合っていた頃でした。心...

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自然の恵みが、あなたの暮らしにそっと寄り添いますように。

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