「デトックス」から「未来を育む選択」へ

つながりを発酵させる、味噌づくりの特別な意義

3月19日(水)の味噌づくりは、3月30日の【大人の本気のおままごと】マルシェにつながっています。このイベントは『それぞれのペースで心地良く、みんなでまんまるくつながること、DDPを叶え合う仲間として、この未知のマルシェを共に創り育てる経過や交流も丸ごと愉しむこと』を大切にしています。

 

マルシェ当日は全世界に広がるMMMの仲間たちが、地球上にグリッドを張り巡らせ、シューマン共振によって地球の波動を高めます。そこで、仕込んだ味噌を会場に持ち寄り、マルシェ会場に集うみんなの波動を味噌にも浴びせます。

 

さらに、7月5日の本番のマルシェでは今回仕込んだ味噌をそこに集う仲間たちとともに味わいたいと思っています。ただの「食べる」という行為を超え、私たちが共に生き、つながることを実感する時間になればと思っています。

 

みんなで味噌を仕込み、食べることは、ただの食の営みではありません。

それぞれの常在菌が混ざり合い、発酵することで一つの「文化」となり、同じものをみんなで食べることで「つながり」を取り戻す力となっていきます。

 

現代社会では、個人が切り離され、分断されることが当たり前のようになっていますが、発酵の力を借りれば私たちの意識の垣根も柔らかくなり、調和に向かうと信じています。

 

敵と味方、違いと対立を生む境界線が薄れ、本来私たちが持っていた 「つながり」の感覚を思い出す時間。味噌づくりは、まさにその象徴なのだと思います。

 

通常の味噌の熟成には8~10ヶ月以上かかりますが、7月5日までは4ヶ月未満。そのため、2倍の白米麹を使った倍仕込みとEM菌による加菌で菌を元気にし、少しでも発酵を促進する工夫をしています。

 

また、この味噌をきっかけに、MMMのつながりをさらに深めるための集まりやイベントを企画し、味噌づくりだけでなく、自然素材を取り戻し、調和の感覚を育むさまざまな活動を続け、みんなで関わり続ける場を広げていければと思っています。

熟成の過程も楽しみながら、世界でひとつだけの 私たちの味噌を作りましょう!

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私は私、から、私はあなたへ

現代社会では、水や空気にまで、

ありとあらゆる毒素が蔓延しています。それらをすべて避けることは、今の世の中ではほぼ不可能。

原料表示や農薬、添加物の規制も年々緩くなり、「オーガニック」や「有機栽培」という言葉だけでは、本当に安全なのかもわからない状況です。

そんな中で、私は「せめて、体の中に入ってしまった毒素を出せる体になろう」と考え、腸活やデトックスを学び、それを伝え広めてきました。

確かに、腸活をして、出せる体になれば、自分自身の健康を守ることはできるかもしれない。

でも、ふと気づいたんです。

自分がデトックスできても、環境そのものは汚れ続けている ことに。

どんなに私たちが腸を整えても、土壌を汚し、水を濁し、人々や動植物を害するものがなくならなければ、その汚染のスピードには追いつけない。

自分だけがデトックスできればいい、ではなく、そもそも毒素を生み出さない社会にしていくこと」こそが大切なのではないか

そう思うようになりました。

だから、今の私は「何を食べるか」だけでなく、どんなものを子々孫々や地球のために残していくのか という視点で選択するようになりました。

私たちは、次の世代へ 」ではなく、「土」や「水」や「生態系」 を残していく存在です。

それなら、どうすれば 未来にとって良いものを育めるのか?そんな問いを持ちながら、味噌づくりや発酵食文化、自然素材の暮らしを広めています。

腸活やデトックスも、もちろん大切。でも、その先にあるのは 自分だけが健康でいる世界」ではなく、「すべてが調和する未来 です。

それを、一緒に創っていけたらと思っています。

 

「食べる」ことは、ただの行為ではなく、命のめぐり

もちろん、私たちはできることしかできません。そして、私たちは 命をいただいて生きている存在 です。

だからこそ、目の前に差し出された命を、「これは良い」「あれは悪い」と決めつけるのではなく、有り難く、感謝していただくことが大切だと思っています。

何がなんでも「〇〇でなければならない」なんてことは、私は思いません。

ストイックになりすぎるのではなく、食べることを楽しむことも、同じくらい大切

🌿 「バランスよく、心地よさを大切にすること。」

🌿 「ただ時間だから食べるのではなく、命や地球を想いながらいただくこと。」

この2つの意識を持つだけで、「食べる」という行為が、もっと豊かで、深いものになる 気がします。

私自身、かつては「何を食べるか」ばかりに意識が向いていたけれど、今は 「どんな気持ちで食べるか」「その命がどこから巡ってきたのか」 に目を向けるようになりました。

だから、食事のたびに、ほんの少しでもいい。
「この食べ物は、どこから来たんだろう?」
「この命を育んだ土や水は、今どんな状態だろう?」

そんな風に考えるだけで、私たちが未来に残す世界は少しずつ変わっていくのではないかと思うのです。

楽しむこと、感謝すること、そして、大切に選ぶこと。
そのバランスを、一緒に見つけていけたら嬉しいです。

 

手作りの温もりと、受け継がれる想い 🌿

昨年他界した母は、何でも手作りしてくれる人でした。

料理はもちろん、日々の暮らしの中で必要なものを、自らの手で生み出し、愛情を込めて作ってくれる。

そんな環境で育ったからこそ、今の私があるのだと思います。

手作りには、ただの「もの」以上のものが宿る。

それを作る人の想い、手間をかける温もり、そして、それを受け取る人の心の記憶。

それは単なる技術ではなく、生きる知恵や、つながりを感じる時間 でもありました。

だからこそ、私も 次の世代に、ただ「やり方」を伝えるのではなく、「想い」を伝えていきたい。

子どもたちにも、手作りの楽しさや、大切なことを伝えていくこと。そしてその想いが現実に叶っていることに心から感謝しています。

そして、それぞれの想いと共に受け継がれ、また新しい形で広がっていくこと。

それが、私にとっての喜び であり、母が私に残してくれた、大切な贈り物なのだと思います。

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