私たちに1日3食は本当に必要か?


ずいぶん前から、お腹空いてなくても時間だから食べるって変だなーと思っていました。食を気遣うようになって十数年、朝はそれほどお腹が空かないし、排泄にエネルギーを使いたいし、昼に炭水化物を摂ると異様に眠たくなってしまう。それもそのはず、驚くべきことに、1日3食を消化吸収する為のエネルギーは、フルマラソンを完走できるほどの消費カロリーに相当するんだとか・・・!つまり、3食消化吸収する為には非常に大きなエネルギーが必要だと言うこと。

食後に襲ってくる眠気や、満腹時に苦しくなったり・・・。これは「消化吸収に大きなエネルギーが必要だから、しばらく脳や体を動かすのはやめて休んでください!」という体からのSOSサインなんですって。

消化吸収の為にエネルギーが使用されている時間帯は、脳や体に充分なエネルギーが供給されません。頭が働かないと午後の仕事に支障が出ますよね・・・

また、食事の回数が多いと、胃や小腸、大腸、肝臓や膵臓といった臓器は休みなく働き続けて疲弊してしまいます。その結果、内臓の不調や病気などのリスクを高めてしまいます。

こう考えると、食事の回数は少ない方が、消化器系への負担を減らすことができ、代謝機能や免疫力、病気や怪我の自然治癒力の向上、病気のリスクを抑えることにもつながりますね。

飽食の現代では、食べるものを選べば十分栄養は摂れるわけだし、食べ物がなくて餓死してしまうような時代とは全然違いますよね。体力仕事ならまだしも、一般的なデスクワークやコロナの影響からの在宅ワークでは出勤タイムもなく、時代は目まぐるしく変わっているのに、変わらない教育とか習慣てどうなんでしょう・・・

と思って調べていたら、こんなショッキングなものを発見してしまいました(i)。

ふくよかな体型の人は、一見栄養状態が良いと思われがちですが、脂質や糖質ばかり摂っていてタンパク質が不足している場合、身体にとっては低栄養の状態なのです。

ファーストフードやコンビニなどで手軽に食べられるものの多くは、脂質や糖質が多く含まれています。働き盛りの人の多くは忙しい中、ランチはカレーやラーメン、おにぎりやパンなどの炭水化物(糖質)中心。これではタンパク質やビタミンやミネラル、食物繊維が不足して、免疫力が低下したり、体調を崩しやすくなってしまいます。

参考までに、お茶碗1杯当たりのご飯150gの栄養素を見てみると、エネルギー量は252キロカロリーで、炭水化物は57.1g、その中に食物繊維0.5gが含まれます。特に白米は玄米や雑穀米など、食物繊維も多いご飯と比較すると血糖値の上昇が早いこともわかっています。肥満の人などは、血糖値をゆっくり上昇させる方が良いことがわかっているので、白米のみを食べるのではなく、雑穀米などをとり入れてみることも方法の一つと考えられます。

ちなみに白米と玄米の栄養素を比較したものはこちらです。

個人的にはご飯を1日お茶碗に軽く1杯にして、オオバコパウダーで作ったパンやピザと、手作りのハムや低温調理した肉や魚、野菜を多く摂る生活にしてからすこぶる体調が良くなっております♪

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